このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

玉ノ井駅訪問記

この駅を訪問したのは2003年4月20日のことであった。名鉄の全線完乗を成し遂げるため手近なところに残っていた尾西線奥町〜玉ノ井間を乗りつぶそうと考えたからである。そして、朝10時39分、新岐阜行きの特急に乗り込んだ。天気はあいにくの雨で、おまけに列車は3分遅れであった。そして遅れを回復できぬまま、10時54分に新一宮に到着。向かい側に停まっていた玉ノ井行き普通列車に急いで乗り込む。乗り換え客は管理人を含めて4、5名であった。

←玉ノ井行き普通。方向幕は使わずに行き先表示板(サボ)を使用

しかし、発車時刻を過ぎても出発しない。なぜだろう、と思っていると車内放送がはいった。「ただいま新岐阜行き急行の接続待ちをしております。発車までしばらくお待ちください。」 結局この列車は3分ほど遅れて発車した。発車してからもしばらくは高架線を行く。西一宮をすぎると高架を降り、開明に停車。ここから国道が並走する。列車は単線の上をトコトコと走る。地方鉄道のような感じでなかなか好ましいが、ここは名古屋から20キロほどしか離れていないのである。そして、この線唯一の有人駅である奥町でかなりの人が降り、車内には二、三人しか残らなかった。そして念願の未乗線区の上を行く。しかし、3分ほど走って線路も終わり、終点玉ノ井に到着。なにやらあっけない。

←玉ノ井駅に停車中の列車。

写真を撮ってから車内に戻り、車掌から切符を買う。そして列車は新一宮へと向けて走り出した。

                          おわり

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