このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

戦国自衛隊1549(2005:日本)

原作:福井晴敏
監督:手塚昌明
出演:江口洋介、鈴木京香、北村一輝、綾瀬はるか、中尾明慶、生瀬勝久、嶋大輔、的場浩司ほか

この映画は、壮大なSF超大作である。
見ていて純粋に楽しめる。
さすがは陸上自衛隊全面協力だけあって、凄い。(ちなみに現役の方がエキストラとして200人以上参加したそうだ)
コブラ(ヘリ)があまり活躍してなかったのが少し物足りなかったが。

まあ車両群はいいとして、別に俳優さんたちの動きも問題はなかったのだが、出てくる89式小銃やシグ・ザウエルP220が排夾&ブローバックしてないのはちょっと…
的場(鹿賀丈史)がシグのスライド部を握って神崎(鈴木京香)に撃たせようとするシーンがあって、神崎はそこで引き金を引けず、森(生瀬勝久)に「なぜ撃たない」と非難されるが、撃てないのは当たり前。
自動拳銃はスライド部が後ろに後退(ブローバック)して作動するものだから、その動くスライド部を握られては動かず、撃てないのである。
あと、戦国武将たちと交戦するシーンで、森の構えているシグは、数発撃った後のはずなのに撃鉄が起きていなかったり、皆残弾考えず89式撃ってたりしている(しかもフルオート)のは少し考え物である。シグの片手撃ちも多い…(反動は何処へ…)
火縄銃で撃たれても体が吹き飛ばない、というのもあったが。
まあ邦画だからこういうのは仕方ない面もあるか…

まあ突っ込み所もあるが、全体的には面白い。お勧めの映画である。

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