このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

礼文・利尻(北端) 9508

礼文島 



利尻島 


 

礼文島・利尻島を訪れた時、 島には店が立ち並び、大きな声が響き、観光バスが走り、観光客であふれていた。島独特の「ゆったりとした時の流れ」「古き良き時代の日本」を感じることはできなかった。 離島の雰囲気はなかった。訪れた時期が悪かったのかも知れない。だが、普通の人にとって、この極寒の地に渡るには、このほんの短い夏のひと時しかないのである。それを裏返せば、それだけ厳しい自然の中にこの島々は横たわっている、ということである。

帰りの船で二島を振り返った時、改めてその厳しい島の実情が胸に迫ってきた。日本の最北端は宗谷岬である。しかし、その最北端の碑のそばで写真を撮りながら、礼文・利尻の人々の生活はそれ以上に厳しいんだ 、とつくづく思った。

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