このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

NTC Kart Champion Cup 第5戦 ('99. 9.12)

 前回の第4戦(7月)は開催されたものの私がエントリーするFR2クラス、そしてFA2クラスの開催はなく
 他のクラスでのエントリーも見合わせたことから、6月の地方選手件以来実に3ケ月ぶりのレースとなりました。
 その間コース改修等も行われ、夏の間新東京で全然練習しなかったこともあって目標タイムをどのあたりに
 置くか全然見当もつかない状態でした。
 とりあえず今まで通り32秒台前半〜中盤を目標に前週、前々週と走り込みをして他の車とそれほど遜色なく
 走ることができたので自分では一応納得することにしました。
 しかし問題が1つ...1週間前の練習で、何と不覚にも左脇腹をやっつけてしまったのです。
 始まる前からいきなりハンデを背負ってしまったことに不安を感じながらレース当日を待つ事になりました...
 
 公式練習 エントリー台数:24台
  天候は晴れ。しかも真夏のような暑さ。この日FR2クラスは24台のエントリーがありました。
  前日の練習でセットが出ていたので車の調子はなかなか。
  体の方も前日の練習を早めに切り上げた事もあって、右コーナーで痛みを感じるものの全体的に疲れもなく
  なんとか集中して走る事ができます。
  タイムの方は32秒前半〜中盤くらい出ているとの事でした。
  「これなかなんとか戦う事くらいはできるかな?」と少し安心して公式練習を終了しました。
 
 T.T Time:32.913 結果:22位
  T.Tはゼッケン順(正順)で行われ、今回は4台づつコースインだったため20番の私はかなり後の方と
  なりました。ピットロードに整列しながら最初の方の人達のタイムを見ることにしました。
  最初の4台のスタート。タイムは31秒9、31秒9、32秒0...げげっ!さすがに速い!
  その後の人達も31秒後半〜32秒前半を連発しています。
  ただでさえ私はT.Tが下手クソなのにこのままでは全く歯が立ちません。
  私は急遽、順番待ちの間にキャブレターセットを作り直す事にしました。
  そしてコースイン。
  しかし走ってみてどうにもエンジンが回りません。
  セットを変えたのがやはり裏目に出てしまったようです。
  結局タイムはトップに1秒遅れの32秒9。予選のスタートは22番手となりました。
 
 予選ヒート Grid:22位 結果:13位
  予選ではT.Tでの失敗からキャブレターセットを公式練習時のセットに戻してのぞむ事にしました。
  本当はもう少しツメたかったところですが実際は走ってみなければわからないし、焼き付きでもしたら
  金銭的にも厳しいので...
  予選のスタートは上手くいきました。
  後方からのスタートなので1コーナーの突っ込みを注意しながら予想通りに接触している3〜4台をパスして
  一気に18、19番手へ。
  その後も2〜3台をパスし、途中でリタイアしている車もあって着実にポジションを上げていく事ができました。
  後半、birelコーナーで失敗して次のヘアピンで後ろの2台にまとめてかわされるものの、
  メインストレートから1コーナーの突っ込みで1台をパスし、残りの1台はエンジンブロー(だと思う)で
  後方に転落。13位でチェッカーを受けました。
 
 決勝ヒート Grid:13位 結果:18位
  予選ヒートで順調にポジションを上げる事に成功した私は「このまま行けばもう少しでシングル圏内だっ!」と
  ようやく気合いも乗ってまいりました。
  予選の調子を見る限り特にどこもイジる必要はありません。
  私は予選の時から一切車に手をつけず、決勝ヒートを戦う事にしました。
  決勝ヒートのスタート。
  今回はちょうど真ん中当たりのスタート(結構危険!)ということで下手に自分から動くよりも
  ポジションキープの無難なスタートで行きました。
  相変わらず調子の方はなかなか良くて、前の車にもついて行くことができます。
  暫く様子をうかがっている間に前の方は何台か潰れたらしく、いつの間にかポジションは7〜8番手に。
  しかし5周目あたりからどうにも車の調子がおかしくなってきました。
  エンジンは伸びないし、立ち上がりも今まで楽について行く事ができた前の車にみるみると離されていって
  しまいます。それどころか今まで後ろにいた車に次々とかわされてしまってポジションは落ちていくばかり。
  そして7周目。バックストレートからbirelコーナーの突っ込みで突如ブレーキが効かなくなり、
  スポンジバリアに1直線に突っ込みました。
  車を見てみるとブレーキのハブが壊れてローターはパッドに挟まれたままフリーの状態になっています。
  途中、突然調子が悪くなったのはパッドがローターを引きずっていたのかも知れません。
  結局そのままリタイアとなってしまいました。
 
 今回のレースは今まで不調続きだったエンジンの調子がなかなか良くて、色々と失敗はあるものの内容としては
 まぁまぁ、満足いくレースができたと思っております。
 車を壊した出費は少々痛いものになりましたが「やっぱりメンテナンスが大事だなぁ」と反省しつつ
 「次回は万全の状態で戦うぞっ!」と逆に今から楽しみにしております。
 特に次回からはコースのレイアウトが変更になり、練習次第では前に出れる可能性もありますから...
 


 

         

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