エピソード6:欠損・・・KATOE851セメント列車セット
20何年振りだったでしょうか・・・2003年、KATOがフライホィール動力でE851をリニューアルしたのです!
最初の発売が西武ブランドだったのに対し、KATOとしての初のE851でした。
その発売に際しては、セメント列車編成として、タキ、テキ、ワフとの貨物列車セットが先行発売され、
非常に興味深い「事件」でした。。。
発売日と同時に手にしたい!
仕事の都合もあり・・・少し遠方の模型店で購入したため、時間も無く、試走も諦めてのスピード購入。
そして・・・帰宅後興奮の対面となります。
恐る恐る車輌ケースから取り出したNEW E851。
その第一印象は・・・
「なんだ!?正面手すり・開放てこが別付けで、車体ナンバーがインレタになったけど、
基本的には昔の製品そのものでないかい!」
「台車枠は完全に作り変えられていても、昔の製品の方が好感が持てるな〜・・・」等と、
ユーザー取り付けとなったパーツを自分で付けるまでは、昔の製品びいきでした。。。
機関車の鑑賞がひととおり終わり、セット全体を見回したその時!!
・・・セットのタキ1900の1輌、「片側台車が傾いている」事に気付きます。
焦って良く見ると、なんと!車輪ひとつが見当たらない。。。!
と同時に、外れた車輪が車輌の裏側に転がり、車体に傷をつけていることが脳裏をよぎります!!
慌てて全ての車輌をケースから取り出してみても・・・結局車輪は見つからず・・・、
ケースを完全に分解しても見つからず・・・
「お〜〜い!車輪が付いてないぞ〜!!」
黒染めであっても、車輪が未装着の状態は一目瞭然・・・
車輪が外れていたのではなく、初めから付いていなかったのです。
購入した模型屋が遠方であっても、普通なら電話の一本もかけて文句くらいは言うのに。。。
何故かこのときはクレームを付ける気にもならず・・・心底の落ち込みでした。。。
車輪が無い。。。。
「おい、セメント列車セットよ!
お前はどんな出荷検査を受けて来たんだい?
車輪はこの世界の命だろうに。。。」
(教訓)
機関車付きの車輌セット・・・機関車だけにとらわれず、トレーラーだって気にしたい。。。
・・・ってその前に、購入時確認は必ず必要だ!