このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

特別ルポ:さよなら「あさかぜ」



台湾を旅行しました。

ツアー旅行なので自由時間があまりなく、鉄チャンとしての活動は制限されてしまいましたが、
それでも台湾の鉄道に少しだけ触れることができましたので、ご紹介します。

*NEXに乗った!

これはいきなり番外編・・・・渋谷駅を早朝に出る、成田エクスプレス1号です。
乗るのは初めてでした。
車内は中央を挟んで固定席が向かい合わせになっているんですね。
でも、なかなか快適でした。

*平渓線
本題の台湾の鉄道。
まずは渓谷沿いに走る山岳ローカル線。
山間を縫って走る沿線風景は、日本と同じような感じです。
急勾配、急カーブの連続で・・・ディーゼルが車輪をきしませながらゆっくりと登っていきます。


まるでキハ20系を近代化したようなデザインのディーゼルカー。
45DR1000系とかいうものらしいです。日車製のステンレスカーでした。


車内は冷房が効いていて、とても快適です。
おばちゃん達が信じられないくらい大声でしゃべっていて、びっくりしましたけど。。。(^-^;

車内の中央には、中国的(?)な丸い仕切りがあります。
しかし日車製ということもあってか、全体の作りは日本の国鉄風です。

ドアの上には注意書きが・・・・・
「安全のため、走行中はステップには立たないでください」というような意味でしょうか?


台湾一の滝がある十分駅に到着。


対向列車と行き違いをします。
これまた懐かしい、タブレット交換をしていました。
それにしても派手な塗装ですね。。。


駅構内の様子。
周辺の山々や狭軌の線路も、日本のローカル線風景に感じられます。


しかし一転!駅から滝までの線路沿いの風景には驚きます。
観光地ならではの商店街があるのはわかりますが・・・・
そのメインストリート中央を線路が走っているのです!
いくら列車の本数が少ないとは言え・・・・線路がメインストリートも兼ねている風景は、かなり異質です。


滝までは、さらに線路沿いを・・・というか、線路を歩きます(^-^;


十分大瀑布。
日本より高い山が連なる台湾にしては、滝はこれが一番大きいんだとか。


線路上を歩くのは認めているようですが、さすがに鉄橋は危険なため通行止めでした。
すぐ横につり橋があります。


つり橋から撮った鉄橋。石積みの橋脚がいい感じです。

*MRT
台北市内の地下鉄です。
ここも日本の地下鉄と雰囲気が似ていました。
駅構内、ホーム、電車、全て明るく清潔で、全く緊張する事はありませんでした。


壁に完全に埋め込まれた券売機が不思議。
お札は使えないので、すぐ近くにあった両替機を使います。
切符はテレフォンカードみたいでした。何度も使い回しているようです。

自動改札に切符を入れ、回転式のバーを押して入ります。


中山駅のプラットホーム。
プラットホームは「月台」というようです。
右側通行なので、一瞬どっちから電車が来るのか戸惑います。


電車はステンレスカー。
天井はさほど高くない、第三軌条式ですが、車幅はかなりあります。
3m以上はありそうです。

ドアは外吊り式です。
車掌は乗っておらず、運転士がホームに下りて、確認しながらドア扱いをしていました。

MRTのマークでしょうか。


台北車駅で、1号線から3号線へ乗り換えました。
乗り換え案内もわかりやすく、迷うことはありません。


さらに西門駅から、6号線にも乗ってみました。
開通して間がないのか・・・この路線はとてもきれいでした。


でも、乗った電車は全て同じ型。
行先方向幕の下にLEDがあり、その色で路線カラーを表しているようです。
(左の電車はオレンジ色、右は青)


蒋介石を記念する中正記念堂の前にある駅。
さすがに駅名表も他とは違って豪華でした。

細かくてスイマセン。MRT路線図です。

ということで、今回乗ったのはほんのわずがでしたが、台湾の鉄道に少しだけ触れることができました。
機会があれば、また訪れて、他の鉄道にも乗ってみたいです。






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