このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

610系

 
左 3両編成の611F(編成変更後)、右 2両編成の614F(マルーン単色後)

610系は昭和40年に名古屋線1800系として誕生しました。平成4年まで名古屋線で活躍しましたが、養老線車両冷房化
の為、順次狭軌化して養老線に入線しました。当初は611F、612Fは6850型6855、56を電装解除・制御車化したク530
(531、532)を連結した3連、他の613F、614Fは6800系から主電動機を流用したので2連となりました。(3連は135k/w、
2連は75k/w)
養老線入線に伴い、ワンマン化が行われ車体にスピーカー、車内に運賃箱を装備しています。2000年までに2両編成
が6000系の廃車発生の主電動機に交換して主力統一が行われ、613Fにク530を連結する事も可能になりました。(実
際にあったかは不明です)その後は6020系6037Fを改造した620系625Fの入線に伴い、ク530が廃車。611Fは6037Fが
組んでいたサ6109→サ571を組んで常時3連となり、併せて貫通扉の狭幅化が行われました。順次在籍する編成も2回
目の更新(B更新)が行われ、養老転入時に残されていた運転台側パンタ台、配管取り付け部の撤去も行われた編成
も出ています(613Fなど)。
2連では桑名・揖斐では増結の必要がないので幌座撤去も行われた編成(614F)もありますが、電気検測車はかるくん
連結の為に撤去した幌座を再度設置した編成(613F)もあります。2006年12月10日現在、単色編成は611F、614F。ツ
ートンカラーは612F、613Fとなっています。
養老線入線時にモ610型は抵抗器を増設して1800系時代に装備していたC-2000Mの変わりにク510にD-3Fを装備し
ましたが、現在は全てHS-10になっています。HS-10は2両分の容量しかないのでサ571自体もコンプレッサー付(HS-
10装備)となっています。
 
幌座撤去をしたク513(左)、はかるくん連結対応改造を受けた現在の姿(右)

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