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610系は昭和40年に名古屋線1800系として誕生しました。平成4年まで名古屋線で活躍しましたが、養老線車両冷房化 の為、順次狭軌化して養老線に入線しました。当初は611F、612Fは6850型6855、56を電装解除・制御車化したク530 (531、532)を連結した3連、他の613F、614Fは6800系から主電動機を流用したので2連となりました。(3連は135k/w、 2連は75k/w) 養老線入線に伴い、ワンマン化が行われ車体にスピーカー、車内に運賃箱を装備しています。2000年までに2両編成 が6000系の廃車発生の主電動機に交換して主力統一が行われ、613Fにク530を連結する事も可能になりました。(実 際にあったかは不明です)その後は6020系6037Fを改造した620系625Fの入線に伴い、ク530が廃車。611Fは6037Fが 組んでいたサ6109→サ571を組んで常時3連となり、併せて貫通扉の狭幅化が行われました。順次在籍する編成も2回 目の更新(B更新)が行われ、養老転入時に残されていた運転台側パンタ台、配管取り付け部の撤去も行われた編成 も出ています(613Fなど)。 2連では桑名・揖斐では増結の必要がないので幌座撤去も行われた編成(614F)もありますが、電気検測車はかるくん 連結の為に撤去した幌座を再度設置した編成(613F)もあります。2006年12月10日現在、単色編成は611F、614F。ツ ートンカラーは612F、613Fとなっています。 養老線入線時にモ610型は抵抗器を増設して1800系時代に装備していたC-2000Mの変わりにク510にD-3Fを装備し ましたが、現在は全てHS-10になっています。HS-10は2両分の容量しかないのでサ571自体もコンプレッサー付(HS- 10装備)となっています。 |
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