このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

機関車


EF81

日本海縦貫線を直通できる電気機関車として、昭和43年に登場した機関車で、直流1500V、交流20000Vの50Hz・60Hzの3電源に対応しており、電化されている国鉄線は(保安装置を抜きにして)どんな区間でも走行できる性能を有する。
日本海縦貫線を走行する事を前提として製造されたため、耐雪耐寒構造とし、塩害対策も強化された。主抵抗器は屋上に設置され、それを被う銀色のカバーは外観上の目立つ装備のひとつでもある。

昭和43年に完成した先行試作車1号機(既廃車)は国鉄富山第二機関区(現富山機関区)に配置され、各種性能試験を実施、結果にほとんど問題がなかったことから、翌44年に2号機がロールアウト。昭和54年までの間に、152両の0番と、関門区間用の300番台が製造された。
JR化後の平成3年にも450番台・500番台機が製造され、試作車落成から30年ほど経た今でも、貨客列車牽引に重宝されている。


EF510

これまで使用していたEF81の置き換えを目的に、平成14年に誕生した電気機関車。EF81と同じく、直流1500V、交流20000Vの50Hz・60Hzの3電源区間で使用できる。
この車輌も耐雪耐寒構造とし、従来機では屋根上に置かれていた特高機器類が室内に納められているほか、制輪子と車輪の間に雪を入り込ませない構造の耐雪ブレーキを装備している。
基本的な性能は直流機のEF210と同様で、他の電装品等もほぼ共通となっている。

EF81と同じく900番台(試作車)はなく、平成14年に先行量産車1号機が川崎重工業で落成、翌15年から量産を開始している。愛称は公募により、「ECO-POWERレッドサンダー」に決まった。


DD51


DE10


DE15


DD15


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