このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

栄光の国鉄急行列車


<北海道の急行>

かむい〔KAMUI〕 EC、DC急行  2013年1月10日新設

 北海道の代表的な急行のひとつ。1959年9月22日に、小樽〜旭川・上芦別間のキハ22によるDC準急として誕生、1966年3月5日に急行化されました。列車名の由来は神居古潭(かむいこたん)に由来、1968年10月1日の函館本線の電化に伴い、711系による北海道初の電車急行となりました。DC急行も5往復体制で存続しました。

 写真は函館本線を走行する北海道初電車急行かむいです。電車は711系、6両編成です。711系は北海道内初の国鉄電車で、1968年から量産され、小樽〜滝川間の電化開業に合わせて営業運転を開始、急行及び普通列車にも使われました。外見上の特徴として、前照灯が、4灯設置されていて、これは降雪時の視界確保のため1977年から、上部の2灯が追加改造されたものです。北海道専用の電車として、十分な性能を発揮しました。1981年8月頃に滝川〜砂川間にて、Toyoshima様が撮影された貴重な画像を掲載しています。以下の画像をクリックすると急行カムイ動画(8MB、WMV)が再生します。

  kamui.jpg (39503 バイト)  急行<かむい>711系 滝川〜砂川間にて 1981年8月頃 Toyoshima様撮影

 電車特急の登場、増発により運転本数は減り、1986年11月1日に、EC急行は廃止され、DC急行は残りましたが、DC急行も1988年3月改正で、廃止になりました。

 その後、かむいの名は、2007年10月1日、ライラックスーパーホワイトアローを統合し誕生した電車特急スーパーカムイに伝承されました。

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