このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
栄光の国鉄急行列車 |
2010年5月30日新設
関門〔KANMON〕 EC急行
大阪と九州との連絡口、下関を結んでいた電車急行。大阪から山陽本線にて、直流電化区間をひたすら西へ進み下関まで達していました。1964年10月1日改正で、新幹線開業と同日に153系電車急行として誕生、同じく1964年10月1日に山陽本線で最後の非電化区間、広島〜小郡間が電化され、大阪〜下関間の山陽路を始めて走破する電車急行になりました。
写真は、大阪駅に停車する関門です。車両は直流電車153系です。編成は153系によるの12両、東海道急行で使用された153系が、そのまま使用されていました。1968年頃、TAKEMASU様が撮影された貴重な写真です。
急行<関門>153系 大阪駅にて 1968年頃 TAKEMASU様撮影
1965年12月25日からは、2往復となり、新大阪始発、終着の列車第1関門も設定されました。第2関門は大阪〜下関のままで運転されていました。
下の写真は、大阪駅を出発する急行関門です。1968年頃、こーちゃん様が撮影された貴重な写真を掲載しています。この頃の電車急行は、写真の様な折りたたみ式のヘッドマークを取り付けていました。
急行<関門>153系 新大阪駅 1968年頃 こーちゃん様撮影
関門は、1968年(昭和43年)10月1日の改正では、ながとに名称が変更され、あっけなく廃止されてしまいました。列車名の関門は、本州と九州を結ぶ関門トンネルに由来するが、急行関門は、一度も関門トンネルを通る事なく姿を消しました。
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