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栄光の国鉄急行列車 |
2008年3月24日新設
つくし〔TSUKUSHI〕EC急行
大阪と博多を結んでいた伝統急行。東海道新幹線開業の1964年10月改正に、大阪〜博多間の昼行急行として、つくしは新設されました。新設された当時は、客車列車で時代遅れの列車でしたが、1965年10月改正では、当時新製の交直流急行電車475系が投入され電車急行になりました。このつくしは東京〜博多間の伝統急行筑紫(つくし)を継承する急行列車でした。
1965年12月からは、新大阪始発の1往復が追加され、2往復となりました。又1968年10月改正では、大阪〜博多間の急行の名称がつくしに統一されたため、電車2往復と新設の夜行客車急行1往復の3往復体制になりました。1972年3月改正では、昼行電車急行と夜行客車急行各1往復の2往復体制となり新幹線博多開業の1975年3月改正まで存続しましたが、山陽新幹線開業により、他の山陽路の特急、急行と共に廃止されました。
写真は、大阪駅で出発を待つ急行つくしです。1971年頃撮影、この頃は、山陽本線を走る電車急行にもヘッドマークが付けられていました。車両475系12両編成で、車体の下側には、60HZ区間専用を表すクリームの帯が見られます。ヘッドマークは1972年3月改正以降は見られなくなりました。最初に大阪駅に行き、鉄道の写真を撮影した1コマです。
急行<つくし> 大阪駅 1971年撮影
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