このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

栄光の国鉄急行列車

2007年7月25日新設
2008年10月19日更新


<四国の急行>

うわじま〔UWAJIMA〕 DC急行

 国鉄時代、宇高連絡船の四国の起点、高松駅からは、各地へ向かう気動車急行が、ひっきり無しに、発着していましたが、このうわじまも高松発の四国の主力急行列車のひとつとして活躍した列車です。

 急行うわじまは、予讃本線で、四国の南西部、愛媛県の南予地方の宇和島市まで結んでいた急行で、松山〜宇和島間の気動車準急うわじまとして、1961年10月1日に、新設され、1966年3月5日には、急行うわじまに格上げされました。1968年3月10日の改正では、高松〜宇和島間の急行はうわじまに統一され、一挙に9往復となり、予讃本線の主力列車となりました。

 写真は高松駅で出発を待つ、急行うわじまです。車両は、キハ55 238、1980年頃撮影、この頃でも多客時にはキハ55が、増結用に使われていました。後ろには、181系特急 南風 の姿も見られます。

FH000088.jpg (41968 バイト) 急行<うわじま>キハ55 238 高松駅にて 1980年頃

 写真は、急行あしずりと並ぶキハ58系急行うわじま、高松駅にて、1980年頃撮影。この頃は8往復が走っていました。

FH000084.jpg (62991 バイト)急行<うわじま>キハ58  高松駅にて 1980年頃

 その後、急行うわじまは、JR化後、特急化が進む中で、減便されながらも5往復が存在していましたが、1990年11月の改正で、松山〜宇和島間の特急宇和海に、その座を譲る形で、急行としては廃止されました。

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