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国鉄特急 |
<本州、東北>
たざわ〔TAZAWA〕 EC特急 L特急 2011年1月3日新設 2011年8月28日更新
東北の岩手県と秋田県を結んでいたL特急。運転区間は盛岡〜秋田間で、田沢湖線、奥羽本線経由で、最短1時間58分かけて走りました。車両は485系1000番台が使用されました。たざわは、1982年11月15日、東北新幹線開業により、新幹線連絡のL特急として、誕生しました。それ以前は、1965年10月1日に上野〜秋田間のPC急行たざわとして登場し、1968年10月1日の改正では、仙台、盛岡〜秋田間の田沢湖線経由のDC急行として活躍していました。
特急たざわは、当初は6往復運転で、1985年には2往復が青森まで延長され、その後、利便性が良いことから増発が続き、1989年(平成元年)3月改正では、14往復に達しました。
写真は秋田駅に停車する485系特急たざわです。1986年頃にy-fuk2nd様が撮影された貴重な写真を掲載しています。イラストマークは、秋田県にある田沢湖と湖畔に建つ辰子像をモチーフにしています。田沢湖は、日本で最も水深が深い神秘の湖で、かつては固有種であるクニマスが生息していました。(このクニマスは絶滅したと思われていましたが、2010年に山梨県の西湖で生存が確認されました。)
特急<たざわ>485系 秋田駅にて 1986年頃 y-fuk2nd様撮影
写真は青森駅に停車する485系特急たざわです。1988年8月12日に、デジアナ様が撮影された貴重な写真を掲載しています。
特急<たざわ>485系 青森駅にて 1988年8月12日 デジアナ様撮影
特急たざわは、1996年3月、秋田新幹線建設工事に伴い、田沢湖線が全線運休となり、運転区間が秋田〜青森間に変更され、1997年3月22日、秋田新幹線開業により、かもしかに特急名が改称され、廃止されました。かつて特急たざわが走った区間には、現在秋田新幹線のこまちが走っています。
特急<たざわ>485系 青森運転所にて 2001年9月15日、デジアナ様撮影
青森運転所での485系特急たざわの写真です。現役時代のものでは無く、2001年9月15日に撮影会にてデジアナ様が撮影された写真を掲載しています。
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