このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


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青春18きっぷ以外にも似たような乗り放題きっぷがあります。青春18きっぷが使用できない期間に使えるきっぷや、地域限定だけれどお得なきっぷを紹介します。

鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ
概要
鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷは、簡単にいうと青春18きっぷの3回版です。しかもこのきっぷは青春18きっぷが四季の中で唯一発売されない秋に発売されることから秋の青春18きっぷと言ってもいいでしょう。つまりJR全線の普通列車(快速含む)の1日乗車券です。利用日の夜12時まで普通電車に乗り放題になります。正確には夜12時を過ぎて最初に停まる駅まで乗ることができます。
乗車券として利用しますが、たとえ特急券や急行券を追加購入しても普通電車以外には乗車することはできません。この場合はその乗車区間分の乗車券を購入します。
利用期間
例年、鉄道の日(10月14日)をはさんだ2週間ほどが利用期間です。2003年の場合は10月4日〜19日でした。
価格
価格は3回または3人分が一組で9,180円です。計算上、一回分は3,060円ということになります。青春18きっぷよりは少し割高です。やはりバラ売りはありません。みどりの窓口や旅行代理店で購入できます。
使い方
切符自体は青春18きっぷと同じく、少し長めの一枚の切符で、改札スタンプを押すところが3ケ所あり、利用する日の最初の改札でスタンプを押してもらいます。一人ならスタンプ1ケ所、二人なら2ケ所という具合です。残りは利用期間中の別の日に使えます。自動改札は通れません。一枚の切符ですので分けて使うことができず、1回だけ利用したくても3回分9,180円の出費となります。
例えば、友人と共同で買い、日程をずらしてそれぞれが利用するといった方法で回数を合わせて使うこともできます。
原則として普通車自由席しか乗車できませんが、津軽海峡線の蟹田〜木古内間および石勝線の新得〜新夕張間だけは普通列車が運行されていないので、特例としてこの区間を走る特急、急行列車の普通車自由席に乗ることができます。
普通電車(快速を含む)だけしか利用できませんが、使いようによってはとても有用でお得な切符です。

北海道&東日本パス(普通列車限定)
概要
北海道&東日本パス(普通列車限定)きっぷは、JR東日本とJR北海道の普通車自由席が乗り放題の切符です。青春18きっぷの地域限定版のようなものです。
ただ青春18きっぷとの大きな違いは、使用期間が5日連続であるということです。ですので土日だけ使ったり、飛び石で使うことができません。長期の旅行向けです。
乗車券として利用しますが、たとえ特急券や急行券を追加購入しても普通電車以外には乗車することはできません。この場合はその乗車区間分の乗車券を購入します。
利用期間
利用期間が限られています。平成20年(2008年)の場合は
春期2月22日〜4月13日
夏期7月11日〜9月15日
冬期11月28日〜1月25日
となっていました。これらの期間の中で連続する5日間利用できます。発売は利用期間開始の数日前から行われます。
価格
価格は季節により違います。
春期は9,500円、夏期と冬期は10,000円となっています。高い方でも1日あたり2,000円となり、青春18きっぷよりもお得です。みどりの窓口や旅行代理店で購入できます。
使い方
切符は新幹線の乗車券とおなじ大きさの一枚の切符(タイトル画像右の切符)で、自動改札を通ることができます。購入するときに使用期間を指定し、きっぷに利用期間が表示されます。
原則として普通車自由席しか乗車できませんが、津軽海峡線の蟹田〜木古内間および石勝線の新得〜新夕張間だけは普通列車が運行されていないので、特例としてこの区間を走る特急、急行列車の普通車自由席に乗ることができます。さらに青森と札幌を結ぶ夜行急行「はまなす」の普通車自由席、そして北越急行線、青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線にも乗ることができます!
青春18きっぷより割安で、しかも急行はまなすや地方の私鉄にも乗車できるので、東北&北海道旅行には最適です。

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