このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

1月の光と影
 
  新しい年を迎えた。
  今年はどのような湊線の表情を撮影しようか深く考えることもせず、那珂湊駅へと向かった。
  冬晴れの快晴。こんな日はコントラストが強くなってしまいそうだ。
  沿線での撮影を止め、機関区内で「光」と「影」を眺めることにした。
冬の陽光が降り注ぎ、風もなくとても穏やかな時間が流れる。
窓ガラスに反射する陽光は、弱々しい太陽とはいえ、眩しすぎるくらいだ。


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無造作に巻きつけられた鎖も、影になってしまうと、
どことなく芸術にも見えてくる。
ホキの機械的な部分もまた同じだ。
錆びが浮いた車体でも、反射する光は眩しい。
キハ20の車内にも光は降り注ぐ。  窓から差し込む光は、床に模様を作り出していた。
給油設備も、上部は輝き、足元は影となって強烈に浮かび上がる。

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