このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

  鉄道遺産・近代化産業遺産
 

  近代化産業遺産
 
全国各地には、我が国の産業近代化の過程を物語る存在として、数多くの建築物、機械、文書が今日まで継承されており、
これらは、自らが果たしてきた役割や先人たちの努力など、豊かな無形の価値を今に伝えています。経済産業省では、これらの
歴史的価値をより顕在化させ、地域活性化の有益な「種」として、地域の活性化に役立てることを目的として、
これらを「近代化産業遺産」として大臣認定し、平成19年度及び20年度において、地域史・産業史の観点から、それぞれ33のストーリー
として取りまとめた「近代化産業遺産群33」「近代化産業遺産群・続33」を公表しました。
経済産業書WEBサイト( http://www.meti.go.jp

  豊後森機関庫「近代化産業遺産群・続33」

豊後森機関庫

豊後森機関庫(2011年2月19日撮影)

旧国鉄久大線を走っていた蒸気機関車(SL)の点検、格納するため、1934(昭和9)年落成。
最盛期には、21両の蒸気機関車(SL)が配置されるという大規模な扇形機関庫であった。
ディーゼル機関車に切り替わる1970(昭和45)年まで使用していた。
豊後森機関庫は、扇型機関庫で12本のレールが機関庫に伸びていた。その前には、機関車を回転させるターンテーブルもあり
機関庫・転車台(ターンテーブル)は2009(平成21)年2月6日に経済産業省の近代化産業遺産に認定された。
また2012(平成24)年8月13日には、国の登録有形文化財に登録された。
それも、2001(平成13)年に地元有志により保存委員会なるものが発足し、「一万人の署名運動」等、地道な活動によるものだと
また2006(平成18)年に、玖珠町が旧機関庫と敷地をJR九州より買収。鉄道記念公園として現存させようとしているようです。

豊後森機関庫

違う角度から見た豊後森機関庫


豊後森機関庫と周辺の鉄道史の看板

豊後森機関庫

豊後森駅から豊後森機関庫を望む(2011.2.19撮影)

各駅停車の旅( 豊後森駅  

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