このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

  鉄道遺産・近代化産業遺産
 

  近代化産業遺産
 
全国各地には、我が国の産業近代化の過程を物語る存在として、数多くの建築物、機械、文書が今日まで継承されており、
これらは、自らが果たしてきた役割や先人たちの努力など、豊かな無形の価値を今に伝えています。経済産業省では、これらの
歴史的価値をより顕在化させ、地域活性化の有益な「種」として、地域の活性化に役立てることを目的として、
これらを「近代化産業遺産」として大臣認定し、平成19年度及び20年度において、地域史・産業史の観点から、それぞれ33のストーリー
として取りまとめた「近代化産業遺産群33」「近代化産業遺産群・続33」を公表しました。
経済産業書WEBサイト( http://www.meti.go.jp

  美作河井転車台「近代化産業遺産群・続33」

美作河井駅転車台

美作河井駅転車台(2013年4月10日撮影)

岡山県の最北端の駅である 美作河井駅 は、1931(昭和6)年 因美南線の終着駅として開業。
転車台が設置されたのは、1936(昭和11)年頃 智頭駅に設置されていたものを美作河井駅に移設したといわれています。
鳥取方面からのラッセル車の方向転換に使用してたものらしく、手動(人の力)で回転させるものでした。
転車台の使用期間は、はっきりわかりませんが、昭和46年に塗装されてますので、その頃までは使用してたのでしょう。
使用されなくなった後は放置され荒れ放題になってましたが、2007(平成19)年、鉄道ファンによるボランティアにより
発掘イベントが行われ掘り出され、きれいになった転車台は、2009(平成21)年近代化産業遺産の認定を受けた。




美作河井駅転車台(近代化産業遺産)




美作河井駅転車台(1968年(昭和43)年、塗装年月日と書かれてます)


各駅停車の旅( 美作河井駅  

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