このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

  

2005年の台風被害の
高千穂鉄道のその後…
再出発は厳しい道のり!

弊社取締役会では、今年9月の台風14号により鉄道施設全般にわたり甚大な被害を受けたことから、今後の経営見通しや施設・設備投資の見込み等を詳細に検討し、全線復旧や部分運行の可能性など会社の今後のあり方について検討を行ってまいりましたが、今後の収支見通し等を総合的に考慮すると、現在の第三セクターという形態により経営を続行することは困難であるとの結論に至り、部分運行を含め経営を断念することを決定いたしました。
 
高千穂鉄道は、旧国鉄時代から通算して70年の間、株主の皆様や沿線の皆様をはじめ、多くの方に支えられ、親しまれて、今日まで営業を続けてまいりました。また、このたびの台風被災以来、全国からたくさんの方々に心あたたまる激励や御支援のお言葉を賜りました。この場をお借りいたしまして、改めて心からお礼申し上げますとともに、このような決断に至りましたことをお詫び申し上げます。
 
今後は、施設跡地の有効活用の方策や処理の仕方等について、沿線市町や県など関係機関で検討してまいります。
 なお、高千穂町といたしましては、被害の軽微な区間について、民間資本による鉄道事業の可能性を模索してみたいと考えております。  

             代表取締役社長(高千穂町長) 黒 木 睦 郎

今年9月の台風14号により、鉄橋が流出するなどの被害を受け、全区間不通となっておりました高千穂鉄道は、12月9日の取締役会で全線復旧を断念し、12月20日の取締役会では部分運行も断念、第三セクター高千穂鉄道株式会社としての経営を断念することとなりました。
 皆様には、平成元年4月28日の営業開始以来、多大なるご支援、ご協力をいただいたことに対し、感謝を申し上げるとともに、これまでに大変ご迷惑やご心配をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。
 特に、台風14号による被災後は、全国各地の多くの方々より、励ましや応援のお手紙、メールなどをたくさんいただき、とても励みになりました。また、鎌倉研さんを始め、ひむか太鼓連盟によるライブ、東京のシンポジウムや沿線住民のつどい、トロッコ列車や駅の清掃、飾り付けなど、復興イベントとして運営や参加をしていただいた多くの方々には、言葉だけでは言い表せないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。
 これまで17年間ご愛顧いただき誠にありがとうございました。
 ぜひ、またお会いすることを夢見て…
                               社員一同

2005年の台風14号で線路が寸断され、第3セクターとしての経営を断念した宮崎県の高千穂鉄道に関し、高千穂町観光協会が中心となり、新たな受け皿会社づくりに動いている。4月の運行再開を目指しているが準備不足は否めないようです。この高千穂鉄道は、俺も乗車したことがありますけど、神話に彩られた山あいの景色を楽しめ、圧巻は高千穂鉄橋です。水面からの高さ105mは東洋一を誇ってました。この鉄橋通過する際は、徐行運転をしてくれたと思います、俺が乗車したのは、旧国鉄時代の高千穂線でかなり古い思い出になっております。
 運行再開区間は、日之影温泉・高千穂間で観光客がわざわざ約12kmの区間だけ鉄道に乗り換えるかどうかは疑問です。そうそう、新会社の名称は「神話高千穂トロッコ鉄道」と言います。
                                
                                 まんきち

2007年12月28日をもって高千穂鉄道は廃止となりました。
その復活のため、たちあがった会社があります。
高千穂あまてらす鉄道㈱ です。
まずは、高千穂駅から高千穂橋梁までの公園化、ゆくゆくはトロッコ列車を走らす。
最終的には、高千穂鉄道の復活ということです。
頑張ってほしいものです。        まんきち

  もう存在してません…

HP閉鎖されたため 高千穂あまてらす鉄道株式会社  をどうぞ!
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たゆまず歩む地域とともに   http://www.chugoku-np.co.jp/
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