このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

赤穂と吉備

姫路−播州赤穂 走行距離31.2km '06.08.22

 12:05の新快速に乗ると、上手い具合に播州赤穂まで 赤穂線に乗り入れて、その後の接続も良いらしい。 真昼の車内は結構空いていたというか、先頭車両だから空いていたのかわからないが、 ともかく座れたということだ。

 とはいえ、姫路過ぎては各駅停車なので、コトコト走り相生で山陽本線と袂を分かち、 この列車は赤穂線へと進む。 乗り換え案内があった山陽線の電車は、立ち客のせて右へカーブしていった。

 姫路から30分ほどで播州赤穂駅に着いた。 乗ってきた新快速はここが終点なので、乗り換えをする。 そこで212系なる車両が待機していた。この車両は初めてだ。

 時間が在れば城下町を散策でもしたいのだが、 正直赤穂浪士には興味が湧かない年頃なのであっさりと乗り換えだけにする。

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播州赤穂−総社 走行距離80.8km '06.08.22

 さて、212系はオール転換クロスシートであり、 乗客もそこそこだったから二人座席にゆっくりと座れる。 なんとなしに海側に座る。

 日生駅で数分の停車時間があったので、ホームに出て一服。 へ〜、小豆島って近いのか、と、この辺の地理加減の無知さを知らされた。

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 と、一人のおじさんが話しかけてきた。 このおじさん、バスの運転手として働きながら、暇があったら日本全国の 路線巡りをしていたとか。

 今仕事もリタイヤしてあちこち旅に出てらっしゃって、 「今度また北海道に行く」「オホーツク方面が良い」と言ってたが、 最後に「もし機会があるなら(備後)落合が良いよ」と仰った。 なぜなら、「ん〜、何にもないのが良いねぇ」とは、これ達人だ。

 このおじさんは次の駅で奥様と一緒に下車された。

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 慌てることなく走る列車、夏休みなのか集落のある駅では、 部活組が乗っては降り、降りては乗車して入れ替わる。 駅名もなかなか明媚であり、渋い。

 割に山あいを走行してるようで、いつぞやから 新幹線の高架と沿っていたかと思うと分かれて、また岡山の手前で寄り添う。 東岡山で山陽本線と一緒になり、赤穂線も完乗の運びとなった。 「備後落合」とあとで知った赤穂城趾、いつぞやでも行ってみたい。

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 岡山駅に入線するが、この列車は備中高梁まで行くのでそのまま乗っていれば良い。 ここから倉敷までは数度往復したことがあるけど、 気のせいか、駅区間が長く感じられて結構退屈なんだな。

 倉敷から伯備線だが、今年の5月に完乗してるのでさほどの感慨はない。 ただ、「清音駅」だけは見ておこうと思う。なぜなら、音感が良いので。 吉備路に入りかけたときに雨が落ちてきた。清音駅の標示板を撮影しようと企んだが、 見事にまた失敗してしまった。

 総社手前で列車が止まった。 こんなトコで信号待ちなのかよくわからないが、アナウンスも慌ただしい。 なんなんだ・・・?

総社−岡山 走行距離20.4km

 総社で四分の乗り換え時間があるはずが、 列車の遅れで駆け足乗車となってしまった。 雨で濡れたホームで慌てて駅名標と吉備線ホームの車止めを撮り車内へ。 乗り込んだキハ40は何でかなぁ、ロングシートだった。 結構乗客も多く、どうにか座れる始末で吉備線走行開始。

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 そいえば、この路線は非電化区間なんだよなぁ。 昨日関西本線の一部で気動車に乗ったけど、それ以降はどんなに短い枝線でも 電車が走っていたし。なので、ディーゼル機関が気持ちいい。

 雨の中をガタゴトと走り岡山に向かうのだが、駅毎に乗客が増えてゆく。 薙刀持った女子高生の団体さんはなかなか勇壮だ。

 備中高松・備前一宮・大安寺と、なかなかよさげな駅名が続く。 秀吉の水攻めに屈した備中高松城の跡ってこの辺りだったのか。 この高松と高梁の備中松山を混同してしまふ。 15:13、40分の気動車時間も終了。

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