このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

門司駅で

新飯塚−門司 走行距離 51.4km '07.04.29

 日曜勤務も上手くやりくりして夕方前に帰宅しシャワー浴びて身支度する。 午後五時前に駅まで送ってもらい、17:26の電車で出発。 世間で言う大型連休の夕方なのに、乗車率は少ないのは先頭車両だからか。

 鯰田過ぎ遠賀川渡って赤字83線に指定され1969年に廃止された、 幸袋線の名残のレールが沿っている。 鉄橋渡った目尾から先は南に真っ直ぐ枝国まで伸びてたのだが、いまは生活道路ですな。 木造の幸袋駅も取り壊され、ホームがあった場所も郵便局になってるし。

 ともかく、この筑豊地域は廃線マニアにとっては堪らないトコかも知れない。 半径20キロ圏内に路盤や駅跡など多く残ってるから。 但し、初心者は注意する土地柄かも知れない。

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 直方の電車・気動車の車両区にはおなじみ47・147の気動車や 編入してきたステンレスの31系も留まっていた。 筑前垣生からまた遠賀川を跨ぎ、4線区間の跡地を抜けて18:04折尾着。 乗り換えで煉瓦作りの構内を抜けて鹿児島線に乗り換え。

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 18:12発の快速に乗るつもりが予定よりも一本早い列車に乗れた。 各駅停車だが座れたから幸先良いかもしれない。 予定の快速に乗ってたら多分立ちっぱなしだろうから。 小倉の8番線に停車すると目の前に立ち食いうどん屋、食いたいけどな〜。

 途中、門司機関区や北九州貨物ターミナル駅を過ぎ去る際に EH500の金太郎が数両見えた。EH10の面影はないけど、なんとなく良いな〜。 そうそう、九州管内でヘッドマーク復活の時には門司機関区で撮影会とかあったっけ。 ともあれ、30分ほど揺られて門司駅に到着。

 門司駅着。昼は暖かかったが、赤煉瓦倉庫に日が沈んでゆく光景を見ながら一枚羽織る。 やっぱ日も陰り風も出てくると肌寒くなるので。 にもかかわらず、ホームにはカメラ手にした親子連れやその手の方々が増えてる。 まぁ、私だって人のこと言えませんが。

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門司駅6番ホーム

 東京行きの寝台特急列車のはやぶさ・富士はこの駅で関門トンネル用のEF81へと 機関車交換しなおかつ併合までするので立ち寄ってみた。

 18:49、まず先発で熊本発のはやぶさがED76に引かれて6番線に来る。 一呼吸置いて係員が手慣れた手つきで連結を外しに掛かる。 それを待ちかまえていた人たちと、何事かと車内で待っている乗客も ホームに降りてきて見学している。

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 この時ばかりは周りの雰囲気に飲まれてか、絶対に列車の写真など 撮らないであろうおねいちゃん達も携帯カメラで撮っている。旅って不思議だ。

 ホームには残された客車だけがとまっている。

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門司駅5番ホーム

 10分後の18:59には5番線に大分から日豊本線を走ってきた富士が到着。 こちらも同様に牽引機ED76が外されて客車のみとなる。先ほど同様に 撮影会が始まっている。

 ただ、走行車両にフラッシュ撮影するのは禁じ手と思う。 折角良いカメラで撮影して居るのだからマナーは守って欲しいと思う。

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 6番線の客車にEF81400番台が接続して、一旦前進して信号停止。 ポイント換えてスイッチバックで5番線へと入る。 そして結合して寝台特急はやぶさ・富士となり東京へと向かうのだ。

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 ところで、この客車はかつての私的花形24系25型ではなく、 分割併合前提に分散電源の白帯14系及び24系改編で構成されていて、 再び集中電源方式の銀帯純粋24系25形でのはやぶさを見る機会もなくなるのでしょうかね。 ガキの頃はこの銀帯客車に憧れたのですが。

 寝台特急も今や凋落の一途で、出雲廃止でもサンライズで残るのならまだしも、 九州管内から寝台特急が消えるのも間近でしょう。

 誰か九州発四国行きの寝台特急でも走らせないかな。 どうせなら交直流電車の583系を引っ張ってくるとか(´・ω・`)

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