福山城
快速サンライナー
空腹とくたくたでやっと14:00前に岡山駅に戻り、 予定よりも一本早い13:56の快速サンライナーに乗車。 この列車は岡山−福山間を快速で走る形態で、 車両はお下がりの元新快速117系が宛われている。
クリーム色の車体に暖色のグラデーション帯が暖かみがあって良い。
時間帯が良いのか、車内は4割も埋まってないだろうが お構いなしに発車した。
30分ほどで笠岡という駅に着いた。この先の港から各島嶼への 船便が出ているようで、意外というか山陽本線ってば内陸を走ってるんだなと 今更思った。
そういえば、倉敷から福山までの山陽本線、昼間に乗車したのは これが初めてだった。なにせ普段は新幹線でしか走らないし、 初乗りも寝台で寝てる間に過ぎ去ったし。
ともかく、潮が引いた河口見れば海が近いと否応なしに気付かされる。
国道2号もハッキリとした併走を見せて福山までもうすぐである。 ふと赤色灯が見えたのは、スピード違反で取り締まっている白バイさんか。
14:40頃に福山駅着。在来線の快速って安上がりで早くていいなぁ。
福山城
北側出口眼前には城の石垣が迫っている。 というか、城内に駅を造ったという方が正しいのかも知れない。
兎に角、今まで幾度と無しに通過してきた福山城を拝むことにする。 駅前の横断歩道を渡れば直ぐに入り口となる。
喜び勇んで石段を登り本丸へと着くとなんだか静まりかえっている。 まぁ平日の月曜日だし、人も少なくてイイやと思ってると、 ありゃ、閉館だった。。。
幾らかの意気消沈を乗り越えて写真が撮りたかっただけさと 強がって撮影していると地元のボランティアガイドさんが声を掛けてきた。 ま、すること無くなったのでお話に耳を傾けた。
10分ほどで終えて頂いたが、一つだけ耳に残ったのは 福山城、かつてはかなりの城郭であったということだ。
その後は櫓群を拝見して退散する。また来る機会もあるだろうし。
行きと帰りは別ルートが面白いので、道挟んだ線路沿いに下っていった。 ここから眺める駅の在来線ホームはいや絶景ですな。 福山城の石垣と3層構造高架の福山駅、過去と近代の建築の融合。
にしてもいい加減腹減ったので、駅の喫茶店にて遅めの昼食はオムライス。
福山16:08発のひかり469号に乗って帰途につく。 今回初めて知ったのが、レールスターってオール二列だと思ってたのは 間違いだったと言うこと。今まで指定でしか乗らなかったので、自由席は 二列三列の詰め込み型だったんだなと。
てな訳で、三列側の窓側に陣取る。徳山の工場群を久しぶりに眺めた。