このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

肥前をぐるぐる

小倉−香春 走行距離1167.1km '97.11.25

 小倉駅に05:33に滑り込んだドリームにちりん。 T氏とK君に起こされても私は夢現であった。 下車して06:40発の特急にちりん1号を待つ。 ・・って、丸24時間前と同じ光景はデジャヴでもなく現実。 ホームでかしわうどん食った気がするが、 それは昨日のことだったかもしれない。

 1号車2番B席のグリーン席なる配置も昨日と全く同じである。 と気づいたのは切符チェックして文面書いている今のことであって、 当日はそんなこと思っていたのであろうか。

 通勤中のサラリーマンの如く同じ風景を見てたら やっぱり眠ってしまった。別府過ぎたあたりで目が覚めて08:20に大分駅着。 すぐさま08:12発の久大本線廻りの博多行き特急ゆふ2号に乗り換える。

 2号車5番A席に位置取って大分川と国道とに沿ってゆふ号が駈け上がる。 この車両も先日乗車した特急あそと同形式のキハ185系である。 湯平を過ぎて峠を登って湯布院盆地に入ってゆく。湯布院駅着。 ここから乗車率が上がる。 大きく旋回しトンネルも使ってまた峠に挑む列車、 今度は下り勾配となって豊後中村駅に着く。

 玖珠川沿い、恵良と豊後森と合間の盆地を過ぎると また険しい山間を走ることになる。 そして日田駅過ぎたら筑後川の流れが目に入ってくる。 夜明け過ぎて川を越えたら筑後の田園風景へと変わる。 途中の駅でゆふいんの森とすれ違う。 ともあれ久留米に着いた時点で久大本線も制覇となった。 10:49に乗り換えのため、鳥栖駅で下車。

 ホームで立ち食いうどんと稲荷すしを食う。 これがホントに美味しかった。 眼前に見えるのは鳥栖スタジアムであった。でっけーというか 綺麗というか、スタンドさえ見えるほど立地がよい。 この頃はもうサガン鳥栖だったっけか?

 11:16入線のかもめ・みどりのみどり7号に乗車。 席は11号車2番Cとなっている。 かもめ7両+みどり4両の編成だったのかな。 久々の複線区間で快調に走るから気持ちがよい。 肥前山口で分割して佐世保線に入った。12:39に佐世保着。

 12:46の博多行きみどり14号に乗り換えて肥前山口まで折り返す。 今度も11号車2番B席のグリーン車であるがもう感動も感慨もない。 来る途中に有田付近で気になっていた建物に再会。 なんだ、郵便局の局舎だったのね。13:39に肥前山口駅。 おっと、佐世保線一往復で完走しました。

 慌ただしく今度は長崎本線へ13:43発のかもめ19号に乗り換え。 1号車4番A席に着席。このグリーン車は背広客が多く、 しなびた私服の我々は浮いた存在になってる(苦笑) しばらくするとコーヒーのサービスがやってきた。 最初は断ったが、二度目もおネーチャンが来たので、 おしぼりと一緒にコーヒー頂いた。舌を火傷したのを思い出した。 14:59に長崎駅到着。長崎は雨が降っていた。

toptop

 列車の写真とか撮ったりしつつ、駅ビルに入ってお土産を買った。 って、長崎駅ってこんな駅ビルあったっけ・・・。 ここでT氏がそわそわしている。なんでも長崎にいる友人と再会するらしい とのことであったが、残念ながらお会いできなかったようだ。

 一時の休息を経て、15:39に長与廻りの長崎本線へと向かう。 本線敷設当時はトンネル掘るよりも迂回路のルートが選定されたらしく、 長与廻りこそが本線であったが、長崎トンネル等の新線が出来てから、 主役交代となったのであった。 ディーゼルカーがゴットんと動き出す。

 山間に造られた住宅地とみかん畑を眺めつつ、 長与を抜けてしばらくすると大村湾に沿って走る。 雨の眺めは海を霞ませる。16:20に喜々津駅着で長崎本線完乗。 喜々津から諫早までまた気動車の4235Dで向かう。

toptop

 諫早駅から今度は大村線巡りである。 快速シーサイドライナー20号で16:34に発つ。 おっと、この車両は懐かしの200系車両じゃないか。 塗色こそ青系へと変わったが、中身は赤い快速と同じである。 赤い快速で通学していたから懐かしかった。

 雨の大村湾を軽快に走る。大村駅過ぎたあたりからは 海の横を抜けるルートなので眺めはよい。たとえ雨が降っていても。 彼杵駅すぎてハウステンボスが左手に見えてきた。 もうすぐ大村線ともお別れだ。

 快走したシーサイドライナー20号が早岐駅に入線したのが17:27。 ここから有田駅までまた佐世保線のお世話になる。 と言っても、乗り込む車両は東京行き寝台特急さくら号である。

 小学生の頃だったか、長崎に旅行行く際に博多から乗った事があった 寝台特急さくら号。立席特急券なる切符使ったのだが、 初めて乗り込んだ寝台客車 (寝台電車型には、北陸線の583系雷鳥で昼間乗車したことがあった。) にかなりワクワクしたものだった。

 17:45発のさくら号、6号車の指定はあっても注釈で 「着席できません」とある。 こちとらハナから着席の意志なんて無いと言いつつも、 素知らぬ顔で10分ほど座ってた。だって乗客まばらだったんだもん。 17:58に有田駅着。あわてて松浦鉄道の列車へと乗り換える。 雨はやむ気配はない。

 18:04に有田を発車した第三セクターの松浦鉄道。 ここで駅弁での晩飯を考えていたのだが、 車内は帰宅の高校生でぎゅうぎゅう詰めで、長崎で買った駅弁も これでは食えない。18:27に伊万里駅到着。

 18:37発の2536D列車で伊万里を出ても相変わらず車内は 帰途につく乗客で一杯であった。 やっぱり駅弁は食えない状況にある。 ガッタゴトと鄙びた方の筑肥線を気動車が進むと複線になった。 唐津線が横に並んだのであった。

 雨の山本駅を19:16に降り立って、今度は唐津線の佐賀行き5844D に乗り込む。19:18に山本駅から出発。山間闇の中を自動車と併走しながら 佐賀へと向かってゆく。腹も減りすぎた。尻切れの唐津線は久保田駅で 、列車は20:13に佐賀駅着。

 20:21の博多行きかもめ38号、1号車2番C席という語呂の良い席で 駅弁をかっ喰らう。なんか異常なる食い方であったはずだ。 20:58に博多駅に到着。ここから私だけ別ルートで帰っても良かったのだが、 締めくくりはソニックだったので、鹿児島線廻りで帰ることにした。 どうせ明日は休みだし、乗車券の購入なんてしなくて良いしね。

 21:07発のソニックのグリーン車は派手だった。 ネズミーマウスの様なヘッドレストにカラフルなシート。 イケてるJR九州らしい、今回の締めくくりである。

 折尾駅で私は別れた。二人は小倉廻りに日田彦山線で帰途だが、 私はここから乗り換えた方が早い。 折尾駅一階のホームに着いた。 よく見ると、予備校時代によく利用してた通学列車だった。

 PS:翌朝目覚めたら、身体が揺れていた。

次へ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください