このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

整備  実践編
 

 

 

まずはハンドル部分の塗装が禿げた部分をスプレーで化粧しました。

 

 

次は、車輪のグリスアップです。

写真のように2本の工具を使います。1本は固定です。

中心部分を回してみて、ベアリングが微かに当たるぐらいに調整します。

 

 

写真のようにコッタレス抜き締め工具をはめ、中心部分を押し込みながら抜き取ります。

 

 

スパナで右に回してはずします。

 

 

外すとこのようになっています。

ウエス(ボロきれ)でふき、グリースをたっぷりぬります。たっぷり過ぎて悪いということはありません。

 

 

バイクのチェーン洗いのスプレーで歯車を綺麗にしました。

チェーンは石油で洗い、汚れた油は新聞紙を詰め込ん牛乳パックに入れガムテープでしっかりと閉めて燃えるゴミに出しました。

 

 

 

ハンドル部分をスプレーで2、3回かけ、乾いた後に取り付けました。これだけでも見た目はけっこう違います。

フレームも中性洗剤で洗いワックスをかけました。

 

 

スプロケットもスプレー洗浄しました。

この後に、この部分がガタがきていると気付きショップに直してもらったのですが、結局それではダメでこの自転車は解体することに決めました。(ここまで直したのに・・)

交換部品が古い自転車なのでもうないのですね。こればっかりはどうしようもありません。

 

 これだけの手入れでも自転車の寿命はかなり伸びると思います。この自転車は解体することにしましたが、ハンドル部分はもう一台の自転車に普段用に取り付けました。使えそうな部品は確保してあります。

 旅の思い出を味わいながら、出来るだけ分解して(殆ど分解出来ますが)、粗大ゴミとして出します。それが今できるこの自転車に対する愛情表現かな・・


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