このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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黒部峡谷トロッコ電車

2005.10.29〜30

29日、土曜日の深夜 大阪駅から、夜行寝台列車 「きたぐに」に乗り、富山県宇奈月町、秘境・黒部峡谷へ〜。

乗り物三昧の夜行日帰りの旅です。

 
23:26 大阪発、急行「きたぐに」 寝台車両は結構、席が詰まっていました。何十年ぶりかの寝台車にわくわくしながら、席(ベット)を探します。
乗車してから、1時間ばかりは、線路との振動で、寝つけなかったが、いつのまにか眠ったようだ、気が付いたら金沢駅、深夜3時頃か?

  
4:50 魚津着 あたりはまだ真っ暗、降りた客は僅か数名。ここで、富山地方電鉄に乗り換え。始発6:05新魚津発〜宇奈月温泉 乗客はまたもや数名。

 
宇奈月の町は小雨が降り、寒い。 いよいよ黒部峡谷鉄道だ。臨時の始発電車7:10発のトロッコ電車に乗る。沿線の多くの作業員の人たちも乗車 する。

   
私たちは 屋根つき、窓付きのリラックス車に乗車。途中の出平駅で、作業員の人たちは下車。作業現場までは、どれ程歩くのだろうか?

     
8:30終点・欅平に到着 2時間ばかり周辺を散策する。紅葉には、まだ少し早いが、雨上がりの朝の空気は新鮮だ。
硫黄の匂いが漂う欅平温泉の猿飛山荘で、景観をみながら朝食休憩をとる。

   
黒部川本流で、最も川幅の狭い猿飛峡までは、欅平から遊歩道で、20分。  この急な坂は黒部ダムとの登山道の出入り口。 この先には、まだまだ秘境があります。
本格的な登山の心得がないと、無理な険しい道が黒部ダムへと続きます。
   

 

  
10:43欅平、帰りのトロッコ電車にのり宇奈月まで下る。日がさしてきて、山の木々の色合いも艶やかだ 。途中駅では、上りのトロッコと待ち合わせ。
 

          
12:00宇奈月に到着後、温泉街にある温泉会館で、温泉に入り、疲れをとる。 14:09富山地方電鉄の特急うなづき号で、富山へ〜

 

 
15:51富山発、「特急しらさぎ」で、名古屋へ19:17着  シャープな顔のしらさぎ。快速みえで、津へ〜 20:20津着。

 

津を29日の19時10分発の難波行き近鉄特急に乗車し、翌日30日20時20分津着まで、まるまる24時間、ほとんど乗り物に乗っていた。

ポスターや雑誌で、見るような紅葉には、やや時期が早く、残念だったが、黒部峡谷を走るトロッコ電車にのり、自然と電源開発の偉大さに

感銘した。

目の前にせまる、いくつもの発電所、そして、いまも、この峡谷で多くの作業員たちが従事し、発電所は維持されている。


 

  

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