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釈迦ヶ岳〜八経ヶ岳

2012年5月27日〜28日

27日 太尾登山口(4:30)〜千丈平(6:20)〜釈迦ヶ岳(6:50)〜孔雀ノ覗(8:05)〜楊子ノ宿小屋(9:25)〜八経ヶ岳(12:05)

〜弥山小屋(12:35)

28日 弥山小屋(4:45)〜八経ヶ岳(5:10)〜明星ヶ岳(5:35)〜楊子ノ宿小屋(7:45)〜孔雀ノ覗(9:15)〜釈迦ヶ岳(10:20)

〜深仙小屋(11:00)〜大日岳(11;20)〜千丈平(12:15)〜太尾登山口(13:35)

4:30

梅雨の前に連休が取れた 前回伊吹山で暑かったので

2000メートル近くの山に狙いを定めたら 大峰山脈が候補にあがった

今回は山小屋一泊泊まりで100名山の八経ヶ岳を目指すことにした

スタートは太尾登山口(1200メートル)からだ

前日の18時に名古屋から出発して22時30分に登山口に着く

車中泊で明るくなった頃登山開始

4:40

登山道は整備されていて笹も刈ってあり登りやすい

比較的 花が少ない山だがシャクナゲが咲いていた

4:50

薄暗い道を徐々に高度を上げていく

5:00

大日岳の向こうから日が登ってきた

登った時はこの山が大日岳とはわからなかったが

インパクトがある形だ

5:15

やがてもう一つの登山口と出会う

5:45

陽が差してきて眩しいなか

倒木とバイケイソウが多い登山道を進む

5:50

やがて前方に釈迦ヶ岳が見えてきた

時折シカが姿を見せたが

熊よけの鈴でたくさんは見ることができなかった

5:55

登りの時は解らなかったが

遠くに八経ヶ岳が見えている

 

6:20

千丈平に着く テントが3張あった

6:25

千丈平の水場だ

冷たくておいしい

6:40

高度を上げいよいよ 大峰奥駈道に合流する

6:50

更に高度を稼ぐと陽射しに照らされた

釈迦の像が見えてきた

ここが釈迦ヶ岳山頂だ

6:50

これから進む登山道を望む

折り返しがあり 峰がどこまでも続いている

7:00

釈迦ヶ岳からの下りは岩場とクサリ場があり

中々の高度感だ

7:10

峰々のピークは ほとんど山頂を巻いており

最初は登山道が反対の谷に降りていたので

道を間違えたかと思った

7:20

初めての登山者と出会う

結果的には八経ヶ岳まで2人しか出会わなかった

この道は目印が少ないので

踏み後を慎重に見極めながら進まなくてはいけない

7:50

尾根沿いの道では日当たりがよく

バイケイソウがたくさん咲いている

印象的なのは台風の影響なのか

同じ方向に倒木が倒れている事だ

8:05

孔雀ノ覗から谷筋を見る

深い絶壁が続いており前鬼川の谷が見えている

8:10

ここからも踏み後が頼りで進む

山の日陰では岩と苔が生えている

暗い登山道を進む

8:30

仏生ヶ岳へ向かう平坦な道は

倒木なども沢山あり

今回ここら辺りが一番迷いやすかった

慎重に踏み後を探しながら進む

 

9:00

仏生ヶ岳の巻道に入る

ここら辺りはこのように歩きやすい

9:20

楊枝ノ森へ下る道に

木の間から八経ヶ岳を望むことができた

近くに見えるが意外と時間が掛かった

9:25

楊子ノ宿小屋を通りすぎる

この下にも水場がある

 

9:35

この山はシロヤシオが有名らしいが3ヶ所だけ

このように咲いていた

9:50

大峰奥駈道らしく

時折このような立派な案内があった

9:55

ここら辺りが船ノタワとよばれる場所だ

二重稜線ぽい道が続き

バイケイソウの多い窪地の中を通る

倒木などで道が塞がれていて巻道も多い

広がった尾根では迷わないように進む

10:10

20メートルはありそうな倒木だ

やはり同じ方向を向いて倒れている

ネットで見るとこのルートは迷いやすいと書いてあったが

慎重に通ればほとんど正規のルートのに戻ることができた

10:15

倒木にはサルノコシカケがいっぱい生えていた

中でもこのキノコが巨大だった

手の平と比較すると大きさが分かる

10:35

南の山にはヒルとヘビが多い

今回ヒルは見なかったが

このヘビを3回ほど見た 多分ジムグリというヘビだと思う

毒は無いらしい おとなしく やさしい目をしていた

10:55

以前の集中豪雨のせいなのか

登山道は大きく崩れている所がある

この道も新しく付け替えた道だが

滑りやすいので慎重に進む

11:45

明星ヶ岳の麓には

白い倒木が多い

11:50

天川村からのレンゲ道に出会うと

山頂は近い

12:05

さすが100名山

山頂には30人ほどの登山者がいた

少し休み出発

12:05

今朝から縦走してきた山並みを見る

中央右奥の尖っている山が釈迦ヶ岳だ

やはり遠くに見える

12:20

ここら辺りはオオヤマレンゲの群生地で

シカの食害から守るため

登山道も このように柵で囲われている

 

12:25

柵の中と外では草の生え方が大きく違う

12:35

弥山小屋に着く

中で休もうとしたら山小屋主人に「14時から開けるつもりだ」

と言われたので仕方なく玄関で仮眠する

ネットで見ると この山小屋の評判が悪い

12:35

山小屋脇からすぐに弥山の山頂がある

登山者もチラホラいた

17:55

17時に夕食を取り休憩する

この日は私の他に団体客8名のみだ

小屋自体は清潔で広々している

18:55

夕日が沈んだ後の八経ヶ岳

明日に備えてすぐに寝る

 

 4:45

翌朝早立ちをする

団体客とほぼ同時にスタート

団体客は私よりもっと長い距離の前鬼までの長丁場だ

10時間以上掛かるらしい

 4:55

朝日に当たる八経ヶ岳

静かな登山道を進む

 

 5:10

昨日は一杯だった山頂も

さすがに私一人だけだ

 

 5:10

朝日の先には女人結界の山 

山上ヶ岳が見えている

またいつかはあそこも登ってみたい

 

 5:10

これから戻る大峰奥駈道の尾根道が見えている

尾根道の先には釈迦ヶ岳も望むことができる

 

 5:35

朝日を背にして進む

まずは登山道の脇から

明星ヶ岳に登る道へ行く

 

 5:35

すぐに山頂に着く

朝日が眩しい

 

 5:35

眼下には雲海が見えている

どこまでも続く山並み

大峰山の大きな山様がわかる

 

 6:10

釈迦ヶ岳へ向かう途中の崖崩れ

深い谷底に鹿が鳴いていた

7:00

船ノ峠と呼ばれる所を過ぎる

独特の地形だ 前日は迷い気味だったが

目が慣れてきたので迷わなくなってきた

7:35

楊子ノ宿小屋から下った水場

奥駈道は割と水場が豊富だ

この水場も2ヶ所ある

ここで水分補給 1リットルで3分程掛かる

7:45

小屋の中はこんな感じ

ここで弁当を食べ後半に備える

8:15

仏生ヶ岳の巻道だ

山頂へ続く道があるらしいが解らなかった

8:25

樹林から見える釈迦ヶ岳

少しずつ近づいてきた

9:00

鳥の水とよばれる水場

行くときには解らなかった

9:15

孔雀ノ覗に着く

ここら辺りからカミナリが鳴り始めた

9:15

たぶんこのピークが孔雀岳

9:30

南東方面からガスが出てきた

釈迦ヶ岳を覆い始めた

9:40

橡ノ鼻と呼ばれる場所を過ぎ

いくつかの岩場と巻道を過ぎて

 

 

10:20

釈迦ヶ岳に再び戻る

遠くではカミナリの音がしている

10:20

今朝出た八経ヶ岳が見えている(中央奥)

東方面には黒い雲も湧いてきた

10:30

大日岳へ行く稜線

尾根沿いに登山者が見えている

雨が心配だが 大日岳まで行くことにした

 

10:50

これから向かう大日岳が見えている

危険な岩場らしい

11:00

深仙小屋に着く

ここの山小屋は薄暗くて汚い

泊まった人によると

夜にネズミのパーティをみれるらしい

11:15

大日岳への登り道

登山者が登っている

思ったより危険なので荷物をデポした

11:20

山頂はこのように狭い

修験者が来る場所らしい

11:20

下っている登山者を映す

ほとんど手がかりの無い垂直の岩を

鎖でバランスを取りながら下っていく

この登山者と途中から一緒に歩くことになる

 

 11:40

雨が降ってきた

前を歩いていた登山者と千丈平まで

一緒に行くことにした

ここからのトラバース道は地図によると破線だ

12:05

この人は神戸から来た登山者で3泊4日かけて

奥駈道を縦走するらしい

このトラバース道は思ったより解りやすく

普通の登山道レベルだった

途中にはこのような橋を渡っていく

12:15

千丈平でこの登山者とお別れ

12:25

古田ノ森の峰が見えている

 

12:30

古田ノ森のピークから

八経ヶ岳を望む長い道を振り返る

12:30

釈迦ヶ岳を望む

こちらから見ると険しさは感じられない

12:30

最後に大日岳を望む

山頂直下の岩場が見えている

 

 13:05

また少し雨が降ってきたが

おしめり程度だ

13:35

登山口に着く

帰りの準備をして車に乗ると

大雨が降ってきたギリギリセーフ!

だったが・・・

15:40

この日はついてなかった 最初の温泉は月曜休み 次の温泉は第4月曜日休み

次の温泉は営業しているかどうか解らない

仕方が無いので30キロほど戻ってみずはの湯に入るが

ここは温泉ではなくて薬湯風呂だった・・・温泉に入りたかった・・・・

名古屋に戻る時も東名阪集中工事で結局家に帰ったのは21時30分を回っていた

おしまい

 

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