このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

水間鉄道

その1


 水間鉄道へは10両の7000系が譲渡されていて、2001/10、出張ついでに訪ねてきました。

 水間鉄道へのお嫁入りは書き出すととても深い話になってしまうことがいろいろと調べたり教えてもらったりでわかってきました。それらに触れずに書くとこんな感じ。

 時はバブル後半、水間鉄道はタブレットなどの古い信号システムを刷新するため、その工事を東急系の会社に依頼。さらに老朽化した元南海車の置き換えも考えていた水間鉄道は、次期導入車を清児から延びる予定だった計画線のことも考えながら探していたところ、お隣さんの南海には売却できるタマが無く、そんな話がどう伝わったのか、東急が7000系を売却するタイミングとたまたま重なったた。さっそく600Vだった電圧を1500Vに昇圧し、お嫁入りの話がまとめたのでありました。

 その入線は1990年のこと、甲種回送〜トラックで陸送という長旅でした。バブルはじけていろいろあったようですね……。


平日に貝塚駅で顔を合わす7101と7103です。
朝のラッシュはけっこう混んでいて、南海線に乗り換える人が多いみたい。
駅舎は分離されていますが濡れずに乗り換えできる構造でした。


 貝塚駅に入線する7103です。車体広告がなんとも派手ですね。7002F、7003Fは原形をとどめた非冷房車。車体の改造はアルミ製だったサッシまわりをステンレスに、といった7700系化と似た延命工事を施されての入線だったようです。
 一方、7001Fと7051F、7052Fは冷房化改造されていて、床下をうまく整理して電源を搭載していました。


 東芝のなんかの機器、冷房車だけに付いていました。なんか関係あるのかな?

 これは非冷房車の同じ場所。オリジナルのままだと思います。


つり革(^.^)

コンプレッサ?


 運転台です。早朝・深夜にはワンマン運転の列車があり、そんなときには整理券とともに使用するようです。

 非冷房車の室内です、貝塚から水間へと向かう朝の列車は空いていました。整理券発券機が見えますね。中つり広告を含め、広告はとても少なく感じました。
 そういえばJR西日本の車内広告もずいぶんと少なく感じたなぁ……。

日中の運転は運転士さんがドア扱い、車掌さんは首からカバンをぶら下げながら
無人駅から乗ってきたお客さんにせっせと切符を売りさばいていました。



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