「春よ春！」"Primavera"プリマベーラがやって来た！

＊＊今回のみのむしつうしんは番外編です。機関車のことはでてきません。
スクーター、ＥＴ３、Primaveraの文字に記憶のある方、＊ノ＊＊ーぼったくり
最終戦争を一緒に戦える方！見てください。＞オイオイ

　３月２３日に無事、エンジンが搭載された５号機ですが、次回活動日まで３週間も空いてしまいます。
また、活動日以外の週末に作業をするのも、エンジンがまだ仮固定状態であり危険なため出来ません。
２９日の土曜日に成田近くの歯医者さんで、先日抜いた親知らずの抜糸をしてもらった帰り、ゆめ牧場
に顔を出したものの、なにも作業ができませんでした。

「溶接の妖精さぁ〜ん！ブラケットを要請しまっすぅ<(_ _)><(_ _)><(_ _)>」

活動日まであと２週間もある無聊を慰めるため、自宅で某オークションサイトを見ていると！
永年欲しかったベスパの125ccスポーツモデルＥＴ３Primaveraが格安ででているのです！
っっっが！だれも入札していない！早めに入札して他人に目をつけられるといけないので、
終了直前に入札し、無事に落札しました。

これが！某オークションサイトにでていた３０年来のコイビト！ベスパＥＴ３Primavera

画像のステップからシートへの立ち上がり部分、あやしい補修跡が香ばしいパテ盛りです。

　さっそく出品者と連絡をとり、あす３月３０日に取りにゆく旨、申し伝えました。
翌日、相手の住所にサンバーで向かうと道がすいており、かなり早くに着きました。
相手はどうもあちこちで放置されたベスパを集めて商売なさっているかたのやうです。
さっそく出してもらってエンジン始動を確認すると！これがかからない。(-_-;)

相手は「さっきまで掛かっていた」といいますが、プラグの火花も弱く、「ほんたう？」
と、言った感じ。別のプラグキャップに付け替えるとなんとか火花は強くなりました。
やがて、相手はＣＲＣをプラグ穴からつっこんでキック！するとエンジンはちょっとの
間爆発しました。相手は「これでいい？」と言った感じでこちらをみますが、
「おれ、農発いじってんだけどさぁ〜、いまのＣＲＣで回っただけだね〜、キャブも逝ってんじゃない？」
っと、こちらからスルドイ指摘！相手は「じゃあ、もう一台のＥＴ３とキャブとりかえます」
おいおい、ほんたうに「さっきまでかかっていた」のかよ〜(?_?)

１０分ほどで別のキャブに取り替えが終わると、うそのやうに絶好調でまわりだしました。
また、車体もへたくそなパテ盛りとカンスプレーのパー吹き(スプレーを吹いただけの手抜き塗装)
がされており、これがＥＴ３じゃなけりゃだれも買わない代物でした。値引き交渉でもしてやらう！
とも思いましたが、後腐れ(悪い評価)が生じるといけないし、永年のコイビトが来てくれるのですから
野暮はいわずに落札値で引き取りました。

教訓！！！ネットのシロウト業者？から機械モノを買うときは「バクシーシ」の気持ちを忘れずに！

もちろん、これが「＊ノ＊＊ー」なんかに並んでいるてきたうな修理モノだと５０万円！はしますので、
レストアベースとすればわるい取引では無かったかもしれません、、っが！知識のない場合は
ほっかむりをされる恐れが無きにしもあらず！ご注意を！

「でも、あのヒト、あれでメシ喰ってられるんだったらうらやますぃなぁ〜、真似しよっかな」
っと感じた世捨て人志願の元旋盤工ではありました。
画像は引き取り中に見かけた変なモノ。２４６を疾走する東京ぼん太？のアウディ

あの！マルサンの関係？社章もまったく同じの「マルサン自動車」。

ガレーヂから工具を買いに行く途中国道１６号線でみた関東平野の夕日！「これを平将門も小栗判官もみたんだなぁ〜」としみじみする元旋盤工。

無事？秘密基地タケサトガレーヂに降ろされたＥＴ３Primavera。

元旋盤工は家業の都合でさいたま某所に秘密基地があるのですが、さっそくそこに持ち込まれた
ＥＴ３はきびしい？検査を受けました。エンジンはこちらでも問題なくかかりました。前ブレーキ
がほとんど効きませんが、これはベスパのお決まり。フェロードに張り替えたシューを用意する
予定です。「それでもダメならツーリーディング改造だぁ！」と、妄想が萌えています。

期待したたうり！！！いんちきパテ盛りを剥がすと！香ばしい風景が！！！！！

あなその２。

なんのことは無い。５号機とやることはおんなじ。ペーパとワイヤでさび落とし。

っま、これも予想だうりですが、へたくそなパテ盛りをドライバでひっぺがすと！穴があきました(^-^)
周りもさびで茶色のミルフィーユ一歩手前状態。さっそくWAK-WAKさせてくれるコイビトです(^o^)
フロアー中央部のゴムマットを剥がすと！さらにさびがでてきました。溶接構造のモノコックボディ
ですから、ここいらへんはせうがありません。この日はペーパとワイヤブラシでさびをザッとおとし
作業を終了、「さびどめはエスコかジンクリッチ、それともPOR-15にしよっかなぁ？フリートパテ？
いやいや全剥離？」「でなきゃぁホワイトボディが安いらしいから全とっかえかぁ〜」と、たのしい？
「オールドタイマー誌」的な妄想をいだきながら帰途につくと！４号線はこの先草加で大渋滞の交通
情報がラジオから聞こえてきました。それならば新装なった越谷のロヂャースに寄って渋滞を
やり過ごすことにしました。

以前のボウリング場を改装した(むかし、よくありましたね〜)建物に比べると！！ゆめのやうな
ことになっていました。ひやかしのつもりで作業系コーナーに行くと！なんと！１９８０円の
ヂィスクサンダがありました、これからプリマベラのレストアには欠かせないモノです。早速
手に取りましたが、隣には４９８０円でリョービのサンダがあります。「これぐらいの差なら
安心できるメーカ品をかおっと」と思った元旋盤工ですが、しょせん血塗られた道？どんだけ
使えるか試すためにもあやしい１９８０円サンダをレジにもって行ったのです。

ほんたうに１９８０円！ロヂャースのレシート。

これが１９８０円のサンダ。つかえるかだうかはつぎのおたのしみ。

そんなこんなで今回は終了。番外編が続くかだうかはいまだ不明白であります。

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください