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2003年6月その1

5号機配線作業、窓枠制作、爆煙原因究明?

さて、はやいもので今年も半分が過ぎてしまいました。5号機のレストアは相変わらずこまごまと
した作業を中心に進行しております。


お!大栗丹後の「裏隠密シリーズ」のやうに続いてた「青ベスパシリーズ」ぢゃないぞー

5号機キャブ内で配線作業をする代表幹事さん。




6月最初の活動日は配線作業から始まりました。すでに一部の配線は代表幹事さんの手によって
おこなわれており、元旋盤工はそれのお手伝いをすることになりました、、、、、っっっっが!!!!

ぢつは!元旋盤工は元配線工でもあるのです!もう、かれこれ15年近く前(一部修正、古いノートを
みたら日付は'85年!!約20年前(>_<)(*_*))分倍河原の**電気の誘*光*事業部に出向を命じられ、
中M*Tの配線をしばらくやっていたことがあるんです。
よって、束線、からげ、端末処理にはちょっとうるさいので、代表幹事さんには失礼ながらだいぶ
修正させていただきました。


余談ですが、元配線工の元旋盤工が植木鋏をパチパチやりながら配線やらタイラップ(電線を纏めるバンド)
の切断やらをやっていると「お!プロっぽいネェ」との技師長さんのおことばが!!さう!なぜか
配線工は植木鋏を愛用するのです。「うちにもあるけどさぁ、配線屋は植木鋏で仕事するねぇ」
「ええ、仕事を教わるときに鋏がコンプリートでついてくるんですよぉ〜」いやあ!人は人と
出逢いますなぁ>オイオイ。


束線の悪い例。バラバラに電線がでています。





修正後の束線。電線を方向別に分けています。





レギュレタ/スイッチボックスうらの配線。





レギュレタ←→スイッチボックス間の配線立ち上げ部。





ベグリアアンメータうらの配線立ち上げ部。





一応できたキャブ内配線。試運転→完成検査→立会検査→納品とまだまだ仕事は続きます<オイオイ





キャブ屋根に沿わされた配線は、、、、





見事点灯!さう、2エンド側ヘッドライトの配線です。



さあ、1エンド側のヘッドライトはいつ?点灯するのか!?



つぎは窓枠制作。さぎょうに夢中だったため、画像が足りません。




画像は以前切り出した窓枠用鋼板です。今回これに板厚4.0mmのフラットバーをバーナではんだつけ
しました。ですが!バーナを使う作業だったこともあり、画像を撮っているヒマがありませんでした。
幸い?まだあと2枚窓枠は残っていますので、次回作業時に画像を手配して再アップいたします。

そんなわけで!?突然のはんだつけ後風景。はみ出たはんだをタガネとハンマで取ります。



これは「キサゲ」(切り下げ?)と呼ばれる作業で、鉄道模型の世界では小さなヤスリに刃をつけて、
細心の注意の元おこなわれる作業ですが、さすがぁドカタの機関車!バンバンぶったたいてはんだを
取りました。

キャブに仮止め。次回、ジョイフルで板ガラスを手配します。





ついに!!!爆煙原因究明!?排気集合部(エキゾーストマニホールド)を外して、各気筒の排煙を観察しました。



今回、代表幹事さんの発案により、排気集合部を外して各気筒の排煙状況をみることになりました。
これにより、爆煙の原因を突き止める!との並々ならぬ意気込みをもって作業をしました。

その結果!3番の気筒は排煙が極端に少ないことが判明(1.2.4は爆煙)しました。つぎに、噴射ノズル
の手前で軽油パイプを外してセルモータをクランキングしたところ!!!3番のパイプからの軽油が
目に見えて勢いよく噴射されているのです!!!

このことから演繹して、1.2.4の噴射ポンプがへたっており、圧が出ないために爆煙の原因になったと
みられ、みごと?噴射ポンプはヂーゼル屋さんにオーバーホールを依頼することになりましたぁ!


エコロジー羅須地人。ISO14001取得目標?軽油パイプを外す時にはちゃんとバケツで受けます。





ついに!ゆるんだ噴射ポンプ。





ついに!はづれた噴射ポンプ。



さあ、これで!爆煙は没有!になる!!!のか?これでだめなら一体(?_?)(?_?)(?_?)

さいごにオマケ画像。日本中のヂーゼルマニア随喜の光景!サカイとカトウがぁ!





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