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防災講習会

皆さん真剣に聞いています交代で操作を実習しました
  防災講習会    原稿は坂本勝美様より頂きました

 1班担当の3月行事「防災講習会」が、3月10日(金)会員33名の参加者のもと、吉野川市老人福祉センター(和室)で開催されました。
講師は 徳島中央広域連合消防本部東消防署の消防司令 江本 好氏、消防司令補 森本 幸治氏、救急救命士 塩田 裕樹氏、田村 信生氏の4名です。
内容は「防災について」「心肺蘇生法」「AED」についての講義と実技指導でした。
最初に大村会長から「いつどこで何が起こるかまったく予想も出来ないことが毎日のように起こっている。尊い人命が1分1秒の対応の是か否で救助できる場にいつ自分の身の回りで出会うかもしれない。地域福祉を推進するリーダーを目指す私たちにとってはぜひ身につけたい技能である」とのご挨拶がありました。
「防災について」の講義では、火災と地震について具体的な数字をあげてお話がありました。
お話をお聞きしながら今世紀前半にも起こる可能性50〜60%の東南海地震についてはイザというときのため、あわてず行動できるように非常持ち出し防災グッズの点検を常にしておくことの大切さを改めて痛感しました。
実技指導の前の「心肺蘇生法」の講義で、人間の脳は3〜4分血が上に行かなければ死んでしまう。トイレで倒れていたら放っておいてはいけない。動かさないと死ぬ。心肺蘇生法で助かるというお話は非常に強烈な印象を受けました。
その後でダミー人形を使って、救急救命士の方の真に迫る心肺蘇生法の模範実技があり、会員一同真剣に目と耳を傾けました。
次に会員も積極的に救助に参加し、5名の方が2体のダミー人形を使って救命士の方から心肺蘇生法の実技指導を受けました。
最後に救命士による「AED(自動体外式除細動器)」の模範実技があり、器械の使用方法を始めて見学し緊張いたしました。
AEDは1昨年7月から一般人も使えるようになり直流電流を心臓に流す器械。
「意識なし」「呼吸なし」「循環サインなし」の傷病者を対象に使用。音声の言うとおりにすればよいと教えていただきましたが、はたしてイザというときに落ち着いて対応が出来るかどうか、何回かご指導を受ける必要があるようにも思いました。
今回の防災講習会では、救急救命士の方の真剣な実技指導を目の当たりにして常に命をかけた現場でお仕事をされている緊迫感が会員全員によく伝わり、ダミー人形が本当に息を吹き返すのではないかと思われるほどの取り組みであったのではないかと思います。
 皆さん本当にお疲れさまでした。
    [防災講習会お礼のことば]   2006年3月10日

                    原稿は高橋太郎様より頂きました                          
 本日は“防災講習会”のために、ご多忙の中、東消防署よりお越しいただきまして誠に有難うございました。今回、“虹の会”年間行事の一環として企画された防災講習会を実施に移すことができましたのは、ひとえに東消防署の全面的ご協力によるものです。
 いつなんどき発生するかも知れない災害に対処するためには、“正しい防災知識の習得と備え”および“迅速な行動に結びつけられる実技習得”が欠かせません。日頃から、一人ひとりがしっかりと身につけておく必要があります。
 本日は「防災について」の講演で、自主防災組織の重要性・火災防災・大地震への備え・消化器使用上の注意・非常時への準備品・家族の役割分担と心構え-----など多面にわたる“防災知識と備え”についてのお話をいただきました。この内容をしっかり活かしていかなければならないと感じました。
また「心肺蘇生法」については、“的確・迅速な処置開始時間が生死を分ける”という重要性と、「AEDを用いた心肺蘇生法の手順」についての基本実技を教えていただきました。「心肺蘇生法の実技訓練」では、基本知識と実技の手本を教えていただいた直後に人形に対して行う内容でありながら、基本さえ正しく実施できませんでした。突然の事件に遭遇して臆することなく生身の人間に的確・迅速に対処できるようになるためには、相当な実技訓練が必要と感じました。
 高齢化社会でもあり、平日、若者が職場にいて地域防災が手薄になるときや大きな災害に際して、我々シルバーパワーを発揮する機会はとても多いと考えられます。これからも機会を捉えて防災講習に積極的に参加していきたいと考えています。
今後とも東消防署の方々のご協力をお願い申し上げます。本日は大変有難うございました。
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