このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 
短 歌  「麻植の桜」

 原稿は吉田文泉 様より頂きました

青空に流れる雲に思い出を一つ乗せきて今日も旅ゆく

好きならば君を抱きて思い出は江川の桜や恋の思い出

君と見る卯月の桜西麻植の観覧車に乗りしあの頃

花道のひかりを浴びて今日もまた一人来たりし江川の園に

つれづれにつれなき吾や今日もまた摘みたき花や他人花

再びをまみえる事なき君を又探しあぐねて江川に来たる

あの花もこの花も好きよという吾は摘みたくも他人花にて

発心や遍路始めは霊山寺門に入れば鳩が迎え来る
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