このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 
 俳句 「四季 折々」 

 原稿は 北原夏生様より

六十路涸れる心や鬼は外

亡き義父の明日は旅立ち笹子鳴く

バレンタイン今宵は酒とチョコレート

まどろみて頬ずりされし春の風

モノクロの貴女に出会いし一五の春

笹舟や流れる岸に猫柳

蕨摘む山峡のダム水蒼し

菜花畑高越の峰や遠白き

菜の花や雄蝶に雌蝶戯れり

亥の年や気まぐれ真面目桜散る

眺めるは我一人なり山桜

花吹雪歩き遍路や二人づれ

松の芯我が歳よりも多かりし

身土不二茄子や胡瓜の苗植える
 虹の会 目次に戻る

トップページへ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください