このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

東海自然歩道Do!

virtual walking 伊豆半島・天城越え

伊豆半島・修善寺駅から下田駅へ歩きます。

修善寺駅→湯ヶ島温泉→浄蓮の滝→水生地下バス停

伊豆半島は様々な表情を見せる。西伊豆等で感じられた、明るく開放的な景色は、天城越えに存在しない。屈折した思春期の青年を描く松本清張の"天城越え"、或いは情念に満ちた男女を描いた石川さゆりの" 天城越え "がそこにある。
湯ヶ島温泉、浄蓮の滝を経て、水生地下に至る道程は、ただ深い。木漏れ日、渓流の流れ、歴史の重み、文豪の足跡を感じながら、水生地下に近づく頃に、夕陽は沈んでしまった。
修善寺駅→水生地下バス停 10年12月、9時間の旅、感動点★★★★(★5個で満点)

水生地下→天城隧道→河津七滝→湯ヶ野温泉

凍りつく山に囲まれ、突き刺すような風を浴びながら、水生地下を登る。明治37年に完成した天城隧道は、その役割を終えて、静かな佇まいを漂わせる。寒天橋を経て、九十九折りの林道、山道を下ると、 河津七滝 に至る。釜滝、初景滝、大滝等、個性豊かな滝の周辺には遊歩道が整備され、観光客も多い。七滝ループ橋を経て、湯ヶ野温泉まで、快適な道程が続く。
水生地下→湯ヶ野温泉 10年12月、8時間の旅、感動点★★★★(★5個で満点)

湯ヶ野温泉→小鍋峠→下田駅

湯ヶ野温泉から南下する。"伊豆の踊子"ゆかりの福田屋前には静かな渓流が流れており、カランコロンと下駄を鳴らす、温泉あがりの旅人が今にも登場しそうである。
旧下田街道が通過する小鍋峠を訪れる人は少なく、ひっそりと静まっている。稲生沢川や里山を眺めながら、麓から舗装道を進む。いつの間にか、下田の市街地に到達していた。
湯ヶ野温泉→下田駅 10年12月、8時間の旅、感動点★★★(★5個で満点)



  
  
    

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