このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

東海自然歩道Do!

virtual walking 近畿自然歩道・三重県・紀勢

三重県・松阪駅から、松阪城址、森林公園、中部台運動公園、天啓池、丹生、北畠館跡、三瀬谷ダム、大滝峡、大内山川、ツヅラト峠などを経て、紀伊長島駅に至ります。


松阪駅→松阪城址→森林公園→立野バス停

三重県・松阪駅から紀伊長島駅に南下する旅を始める。
自然歩道の地図を持参せずに歩くことができるか試みたが、やはり、道標だけで、正確に歩くことは非常に困難であった。
蒲生氏郷が築いた松阪城には、頑丈な石垣が残されている。森林公園に至る道程は、木々に囲まれた、静かな舗装道が続く。次回からは、自然歩道の地図を頼りに歩く。
松阪駅→立野バス停 09年2月、8時間の旅、感動点★★★(★5個で満点)

立野バス停→中部台運動公園→両郡橋→天啓池→丹生→栃原駅

道は生きることと密接な関係がある。人が歩けば道ができるが、ほとんどの道は、生きるための必然性から生じたものに違いない。昔は、どのような人々が歩いたのだろうか、どのような風景が広がっていたのだろうか、と想像しながら進む。櫛田川に架かる両郡橋、天啓池、丹生の田園風景などを楽しむ。
立野バス停→栃原駅 09年3月、10時間の旅、感動点★★★★(★5個で満点)

栃原駅→下三瀬バス停→北畠具教館跡→三瀬谷駅

JR栃原駅から下三瀬に至る連絡コースは、車両が多い国道であるため、県道を独自に選択して歩く。里山や清流に囲まれた田舎の道は、小鳥の鳴き声や川のせせらぎがよく聞こえる。信長に滅ぼされた北畠具教の遺跡を訪れると、無常感が漂う。盛者は必ず衰えるのが、世の習いだ。しかし、周囲の茶畑は生き生きと輝いており、何事もなかったかのように、時間は流れていた。
栃原駅→三瀬谷駅 09年12月、8時間の旅、感動点★★★(★5個で満点)

三瀬谷駅→三瀬谷ダム→滝原駅→滝原森林公園→大滝峡→阿曽駅

美しい大内山川や周囲の里山を眺めながら歩く。全ての道が舗装されており、サイクリングコースとして整備されている箇所も多い。三瀬谷ダムからの宮川、滝原ダムからの大滝峡など、素晴らしい情景の数々に感嘆せざるを得ない。田園風景なども素晴らしく、田舎の風景には、力強い説得力を感じる。

三瀬谷駅→阿曽駅 09年12月、8時間の旅、感動点★★★★(★5個で満点)

阿曽駅→伊勢柏崎駅→大内山駅→梅ヶ谷駅

この道程の主役は、大内山川だ。至るところで、その美しい清流を堪能することができる。透き通るような渓流を眺めていると、煩悩に満ちた心が洗浄されるような錯覚を感じる。
また、田園風景に里山が重なる構図や、枝垂れ桜なども、感動を与えてくれる。
阿曽駅→梅ヶ谷駅 09年12月、8時間の旅、感動点★★★★(★5個で満点)

梅ヶ谷駅→ツヅラト峠→志子→紀伊長島駅

あと数年で高速道路が到達すると、紀伊長島の住民に教えてもらった。海と山に挟まれた陸の孤島である東紀州にとって、高速道路の開通は死活問題なのだろうか。しかし、江戸時代以前は、国道ですら通じていなかった。住民にとって、ツヅラト峠を通過する道程は重要な生活道路であったに違いない。また、熊野灘の良質な魚が流通される重要な道であったに違いない。いよいよ、熊野灘が視界に入る。
梅ヶ谷駅→紀伊長島駅 09年12月、6時間の旅、感動点★★★(★5個で満点)



  
  
    

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください