このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
東海自然歩道Do!
virtual walking 東海道2
京・三条大橋から江戸・日本橋へ向けて歩きます。 |
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七里の渡し→笠寺一里塚→鳴海宿→間の宿・有松→桶狭間古戦場→阿野一里塚→富士松駅 旧東海道の散策は推理小説の楽しみに似ている。僅かに残された痕跡を頼りにして、古の風景を想像する。いや、その痕跡も後世の人々が加えたものかもしれない。 殆どの道程は、自動車が遠慮なく暴走し、風景は変わり果てていたが、間の宿・有松は懐かしい町並みが残されている。七里の渡し、桶狭間古戦場、一里塚跡を散策するのも楽しい。 | ||
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七里の渡し→富士松駅 | 11年1月、8時間の旅、感動点★★(★5個で満点) |
富士松駅→池鯉鮒宿→知立の松並木→矢作橋→八丁蔵通り→岡崎公園前駅 江戸時代と比較して、全ての風景が変わり果てたに違いないが、松並木のみが、昔の面影を残す。"知立の松並木"のみならず、道程には多くの松が残されていた。交通量が少なければ、ゆっくりと楽しむことができたであろう。 矢作川を渡り、八丁蔵通りに至る。味噌蔵は歴史と品格を感じさせ、唯一、心が休まる道程である。 | ||
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富士松駅→岡崎公園前駅 | 11年1月、7時間の旅、感動点★★(★5個で満点) |
豊橋駅→二川駅→二川宿→白須賀宿→潮見坂公園跡→元白須賀→新居宿→新居町駅 吉田宿が存在した、現在の豊橋市は、都会に転じており、古の面影を探すのは難しい。退屈な国道1号線を、排気ガスにまみれて歩く。二川宿は旧本陣が公開され、白須賀宿は宿場町の雰囲気を残している。潮見坂公園跡から海が見える。坂を下ると元白須賀、津波が襲うまで、こちらが宿場町であった。松並木が美しい。新居宿には、関所の遺跡を残す。 | ||
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豊橋駅→新居町駅 | 09年2月、9時間の旅、感動点★★★(★5個で満点) |
新居町駅→舞坂宿→松並木→浜松宿→浜松駅 舞坂宿に残された脇本陣は、江戸時代の風情を残す貴重な遺構だ。大名が過ごす上段の間や台所、風呂などが、当時の様子を伝えてくれる。 また、三百本を超える松並木も素晴らしい。東海道から多くの松が失われたが、大切に育てられていた。 浜松宿は江戸時代の面影を全く残さず、大都会となっていた。徳川家康ゆかりの浜松城を散策する。 | ||
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新居町駅→浜松駅
| 10年2月、8時間の旅、感動点★★(★5個で満点) |
浜松駅→天竜川→磐田駅 浜松駅から交通量の多い車道に沿って進む。立派な松並木が旧街道の雰囲気を漂わせる。 京都と江戸の真ん中に位置する中野町は静かな町であった。治水事業などに貢献した金原明善の生家が残されている。また、巨大な天竜川は静かに流れていた。明治時代の木橋は既に存在しないが、昭和初期に造られた天竜川橋も、やがて遺跡に仲間入りするであろう。 | ||
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浜松駅→磐田駅
| 11年1月、5時間の旅、感動点★★(★5個で満点) |
磐田駅→見付宿→三ヶ野七つ道→袋井宿→原川の松並木→掛川駅 旧街道は自動車が次々に走り、現代の家が立ち並ぶ。昔の雰囲気を残すものは少ない。 見付宿にて旧見付学校などを見学する。江戸、明治期の展示物を眺めて、懐かしさに浸る。三ヶ野七つ道は、時代によって幹線道路が変遷することを教えてくれる。東海道ど真ん中・袋井宿を経て、原川の松並木などを堪能する。 | ||
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磐田駅→掛川駅
| 11年1月、8時間の旅、感動点★★(★5個で満点) |
掛川駅→掛川城→掛川宿→日坂宿→小夜の中山→菊川宿→金谷宿→大井川→島田宿→島田駅 歩く価値がある道程。掛川では掛川城や大手門を楽しむ。日坂宿にて、山岡鉄舟等の書が残る川坂屋を見学する。小夜の中山は茶畑に覆われている。遠く粟ヶ岳に、茶の文字が浮かぶ。間の宿・菊川は石畳が懐かしい。諏訪原城跡には堀、曲輪、馬場跡が残る。金谷宿を経て、越すに越されぬ大井川。大変な賑わいであった川越遺跡を散策する。 | ||
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掛川駅→島田駅 | 09年1月、10時間の旅、感動点★★★★(★5個で満点) |
島田駅→六合駅→藤枝宿→岡部宿→宇津ノ谷→丸子宿→府中宿→静岡駅 東海道に残る松並木に、時代の風雪に耐えた貫禄を感じる。岡部宿にて、大旅籠柏屋などの遺跡に観光客が集まる。宇津ノ谷周辺は、山道が続き、束の間の安らぎを感じさせる。 丸子宿以降は自動車が次々に通行するため、楽しくない。安倍川を渡ると、遠くに富士山が見え、都会の雰囲気を漂わせる。府中宿は昔も今も大変な賑わいだ。 | ||
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島田駅→静岡駅 | 09年2月、10時間の旅、感動点★★(★5個で満点) |
三島駅→錦田一里塚→笹原一里塚→山中城跡バス停 天気は快晴、富士山の絶景を求めて、三島駅から箱根峠を目指す。石畳、松並木、一里塚等、旧街道の雰囲気が満載である。 北条氏が築城した山中城址は公園として整備されている。城址から富士山や駿河湾を眺めていると、歩くことはどうでもよくなった。もう少しこの時間に浸っていたい、と思い、ここで本日の旅を終わりにした。 | ||
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三島駅→山中城跡バス停 | 11年12月、5時間の旅、感動点★★★★(★5個で満点) |
山中城跡バス停→接待茶屋バス停→箱根峠→箱根町バス停→箱根関所跡→旧街道石畳バス停 箱根西坂には多くの石畳が残されている。近年復元されたものも多いであろうが、旧街道の風情を充分に感じる。接待茶屋近くの施行平から富士山、駿河湾の景色が素晴らしい。 県境・箱根峠周辺は歩道がなく、通行に難儀するが、挟石坂、風越坂から再び旧街道の趣きとなる。箱根町港に多くの外国人観光客が集まり、富士山、箱根山、芦ノ湖に堪能する。 | ||
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山中城跡→旧街道石畳 | 17年2月、6時間の旅、感動点★★★★(★5個で満点) |
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