東海自然歩道Do!

virtual walking
中部北陸自然歩道・番外編

実際に歩いているように体験して下さい。まぶしい太陽の光を、しずかな渓流を、深い森林を、さわやかな風を感じて下さい。

	行市山(滋賀県) 賤ガ岳の戦いにて、秀吉軍に対峙する柴田勝家軍の拠点であった行市山を登った。登山にはやや早い季節であろうか、道は蜘蛛の巣で覆われている。天下盗りに奔走する武者の姿はどこにも見えないが、その姿を眺めていた樹木は今も静かに佇んでいる。 頂上から金糞山、伊吹山、小谷山などがよく見える。
行市山	11年10月、4時間の旅、感動点★★★（★5個で満点)

	黒姫山(長野県) 黒姫高原の、のどかな雰囲気や、黒姫山の美しい山容から、牧歌的なのんびりとした登山を予想したが、意外と厳しい、歩きにくい道程であった。 原生林を経て、頂上にたどり着くと、北信五岳の風景が素晴らしい。高妻山、戸隠山、飯綱山など、堂々とした山容を眺めていると、時間の経つのを忘れてしまった。また、歩きながら、妙高山、斑尾山の風景も楽しむことができる。
黒姫山	09年6月、9時間の旅、感動点★★★（★5個で満点)

	金剛堂山(富山県) 金剛堂山は前金剛、中金剛、奥金剛のピークから成り立つ。周囲の風景を楽しみながら、高原状の頂上周辺をのんびりと散策する。当日は、弁当を持参しなかったことを、非常に後悔した。腰を下ろして、弁当を広げるのが最適の場所であったのだ。典型的な"楽しい"登山であった。 帰路に、世界遺産の五箇山・菅沼地区の合掌集落を訪問した。
金剛堂山	09年6月、7時間の旅、感動点★★★★（★5個で満点)

	風越山（長野県）　（写真） 中央アルプスと御嶽山に挟まれた風越山を登った。 カヤトの草原は木曾駒(馬)の放牧地だったという。冬の到来を告げる冷たい風に吹かれながら、草原を歩いていくと、御嶽山、乗鞍岳の風景が素晴らしい。 そして、頂上近くの展望台からは木曾駒ヶ岳が眼前に迫って見える。手が届きそうな距離感であった。
風越山	06年11月、5時間の旅、私の感動点★★★（★5個で満点)

	船山（岐阜県）　（写真） 中部北陸自然歩道の位山官道と交差する登山道から進む。 深秋の落葉で敷き詰められた登山道は素晴らしい。静かな散策を楽しむことができる。頂上周辺の電波塔や轍は興ざめだが、美しい登山道や周囲の風景(御嶽山、位山など)は充分な価値があるであろう。
船山	06年11月、4時間の旅、私の感動点★★★（★5個で満点)

	位山・川上岳(天空遊歩道、岐阜県) 位山から川上岳へ縦走した(いずれも再訪)。 両頂上を結ぶ天空遊歩道は、別世界のような縦走路だ。距離は長いが、歩きやすい道程は、心に安らぎを与えてくれる。 色とりどりの紅葉や、御嶽、乗鞍、白山、北アルプスなど、周囲の山々も文句の付けようがない。
位山・川上岳 　( 写真 )	08年10月、10時間の旅、感動点★★★★（★5個で満点)