東海自然歩道Do!

virtual walking
中部北陸自然歩道・長野県・木曽路

実際に歩いているように体験して下さい。まぶしい太陽の光を、しずかな渓流を、深い森林を、さわやかな風を感じて下さい。

	南木曽駅→柿其渓谷→野尻駅→大桑駅 中仙道木曾路を歩く。様々な風景がボデイ・ブローのように、じわりじわりと心に響く。 国の重要文化財である桃介橋、木曾川、和やかな田園風景、美しい柿其渓谷、懐かしい野尻宿、時折顔を覗かせる中央アルプスの山々などが、カーテンをめくる如く、次々に登場する。多くの旅人が歩いた木曾谷の歴史と自然を吸い込みながら歩いていく。
南木曽駅→大桑駅	08年2月、8時間の旅、感動点★★★★★（★5個で満点)

	大桑駅→須原宿→倉本駅→東野 季節は春、しだれ桜は情熱的に美しい。色とりどりの花々が競うかのように咲き乱れ、新緑は生命の鼓動を感じさせる。田舎の風景は絵画のようだ。 中仙道宿場町の須原宿は、デジャブのように、どこかで見た風景。自分は、どこから来て、どこに向かっているのだろう。 後半の木曾古道は、整備が不充分で、不明瞭な道標もある。時間的な余裕を持って歩きたい。山奥では猿も鳴く。
大桑駅→東野	08年4月、8時間の旅、感動点★★★（★5個で満点)

	東野→風越山登山口→吉野上→小野の滝→寝覚の床→神田→上松駅 木曾古道、風越山登山口を経て、吉野上に到達すると、田園風景が素晴らしい。木曾駒ヶ岳が優しい眼差しで、畑仕事を終えた老婆を見守っている。 やがて、小野の滝、寝覚の床に到達する。観光地の絶景も素晴らしく、充実したウォーキングを楽しむことができる。
東野→上松駅	08年4月、8時間の旅、感動点★★★★（★5個で満点)

	上松駅→木曾の桟→木曾福島駅→福島関所→宮越宿→義仲館→巴淵→薮原駅 タイム・スリップした風景が詰まっている。空間の移動は、時間の移動を伴う。交通の難所に道を開いた木曾の桟や、上松宿、福島宿、宮越宿、薮原宿など、江戸時代の風景を駆け巡る。木曾義仲ゆかりの地は平安末期を懐かしむ。芭蕉、子規、島崎藤村など文人達の足跡も散りばめられている。
上松駅→薮原駅	08年5月、11時間の旅、感動点★★★★★（★5個で満点)

	薮原駅→薮原宿→鳥居峠→奈良井宿→平沢→贄川宿→日出塩駅 信濃川と木曾川の分水嶺である鳥居峠を越えると、映画村のような奈良井宿が登場する。観光地となった風景は、実際の奈良井宿と異なっていることは皆知っている。しかし、旧宿場町を愛しながら、逞しく生きる住人の生き様に拍手したい。 平沢、贄川を経て、谷間に挟まれた風景を眺める。木曾路もいよいよ終点だ。
薮原駅→日出塩駅	08年5月、10時間の旅、感動点★★★★（★5個で満点)