このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

東海自然歩道Do!

virtual walking
中部北陸自然歩道・長野県・千曲川


実際に歩いているように体験して下さい。まぶしい太陽の光を、しずかな渓流を、深い森林を、さわやかな風を感じて下さい。

信濃追分駅→追分宿→分去れの碑→小諸宿→小諸駅

好天に恵まれ、美しい植物や田園に囲まれた田舎道を歩く。周囲は地平線が広がり、至るところから、浅間連山の風景が雄大だ。
中仙道追分宿や北国街道小諸宿は懐かしい町並みを残している。戦時中に疎開していた、俳人高濱虚子ゆかりの地や旧小諸本陣などを見物して、しなの鉄道小諸駅に至る。
信濃追分駅→小諸駅 09年5月、8時間の旅、感動点★★★(★5個で満点)

小諸駅→海野宿→大屋駅→塩田町駅

小諸城大手門や旧小諸本陣などが懐かしい小諸から歩き始める。江戸時代の力士雷電生家、重要文化財春原家住宅や旧・和学校などを訪れながら、風景の素晴らしい田舎を進む。
日本の道百選に選ばれた北国街道海野宿は、江戸時代の懐かしい町並みを残し、品格も感じさせる。千曲川も登場。
後半は、交通量の多い道を歩く。塩田平には素晴らしい道があるにもかかわらず、なぜ選定されなかったのだろうか。
小諸駅→塩田町駅 09年5月、12時間の旅、感動点★★★(★5個で満点)

塩田町駅→別所温泉→別所峠→浦野駅址公園→岡城址公園→上半過→鼠宿址→村上義清墓→坂城駅

塩田平は、新緑の田園風景が美しく、周囲の山々は急峻だ。別所温泉まで車道が続くが、風景が素晴らしく、気分は爽快である。上田電鉄の懐かしい駅舎、別所峠の山道、律令時代・東山道の名残を残す田舎道、静かな浦野川と古びた醤油久保橋、廃道のトンネル、荒々しい岩鼻、そして千曲川…。様々な情景が登場し、決して飽きることはない。
塩田町駅→坂城駅 09年5月、11時間の旅、感動点★★★★(★5個で満点)

坂城駅→笄の渡し址→戸倉宿キティパーク→宮坂峠→あんずの里→岩野駅→八幡原史跡公園

宿場町の雰囲気を残す坂城から北上する。味わい深い里山と千曲川は、懐かしい日本の原風景だ。戸倉宿キティパークから宮坂宿を経て、あんずの里へ到達すると、春の甘い香りが漂っている。優しい渓流の側に腰をおろして、ぼんやりと風景を眺める。終点は川中島古戦場、武田信玄や上杉謙信の姿を探しながら、広々とした風景を堪能する。
坂城駅→八幡原史跡公園 09年5月、12時間の旅、感動点★★★(★5個で満点)

八幡原史跡公園→蔵の町並み→小布施→豊野駅

長野県の自然歩道は満足度が高いが、例外もあるようだ。
川中島古戦場から豊野駅に至る道程は、交通量の多い車道に沿って歩くが、排気ガスに満ちているだけでなく、危険な箇所も多い。周囲に、田舎の風景に囲まれた、魅力的な道程があるにも関わらず、何故、最悪の選択肢を設定したのか。
最後まで、歩く意味を見出すことが困難であった。
八幡原史跡公園→豊野駅 09年5月、11時間の旅、感動点★(★5個で満点)

豊野駅→新白坂峠→三本松→矢筒城跡→牟礼宿→落影→野尻湖バス停

豊野駅を出発して、果樹園を進むと、早朝の霞に覆われた里山や、ここぞとばかりに咲き乱れる桜が美しい。丹霞郷から北信五岳が絶景で、多くの観光客がカメラを手に抱える。
また、牟礼宿、林道、落影など、旧北国街道の面影は懐かしい。終着点は野尻湖、外国人避暑地で有名だった天然湖に、釣り客が集まる。
豊野駅→野尻湖バス停 10年5月、11時間の旅、感動点★★★★(★5個で満点)





  
  
    

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