このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

東海自然歩道Do!  

virtual walking 山梨

実際に歩いているように体験して下さい。まぶしい太陽の光を、しずかな渓流を、深い森林を、さわやかな風を感じて下さい。


奥秩父主脈縦走路


太刀岡山(山梨県)

茅ヶ岳の南東に位置する太刀岡山を登った。登山道には、ロック・クライミングに最適な巨石が点在する。急登を経て、頂上に到達するが、期待した富士山、南アルプスは、ガスの為か、よく見えない。
突然の腹痛に襲われて、黒富士方面へ縦走する予定を断念したが、他の登山者を全く見かけず、静かな行程を楽しんだ。
太刀岡山 14年10月、4時間の旅、感動点★★★

小楢山(山梨県)

果樹園や畑に囲まれた小楢山は心を和らげる。
虫の音が響く新緑に覆われて、頂上を目指す。広々とした頂上に腰を下ろして、富士山、南アルプス、御坂山地、甲府盆地の風景を時間をかけて楽しみたい。
下山は幕岩を経由するが、危険な岩場から南アルプス方向がよく見える。
小楢山 13年6月、6時間の旅、感動点★★★

笠取山、唐松尾山(山梨県)

東京都水道局が整備する"水源地ふれあいのみち"を経由して縦走した。笠取小屋に至る道程は非常に整備され、多摩川源流の清流が足元を流れる。稜線の"小さな分水嶺"で清水は多摩川、荒川、富士川の三方に流れるが、人生を象徴しているかのようである。急登の笠取山から周囲の大菩薩嶺等が絶景で、唐松尾山に至る縦走路は、季節の変化を繊細に感じさせる。
笠取山、唐松尾山 12年10月、9時間の旅、感動点★★★★

瑞牆山(みずかきやま、山梨県)

頂上からの絶景が忘れられず、再訪した。今回は、不動滝を経由する、静かな登山道を選択した。瑞牆山の象徴である巨石が点在し、若者はロック・クライミングで絶壁に挑む。不動滝は、水量は多くないが、繊細な美しさを感じさせる。頂上では、多くの登山者が感嘆の声を発していた。南アルプス、金峰山などがよく見える。帰路は富士見平を経由するが、団体客が蟻の如く、登ってくる。
瑞牆山 10年9月、8時間の旅、感動点★★★★

乾徳山(山梨県)

登山道は原生林、カヤトの原、岩場など変化に富んでいる。
扇平に到達すると、お約束の富士山が素晴らしく、深まる秋の風景が魅力的だ。
頂上に近づくにつれ、岩場が多くなり、頂上直下の鎖場を注意して登る。頂上に到達すると、もちろん、周囲の風景は素晴らしい。贅沢なひとときだ。
乾徳山 09年10月、10時間の旅、感動点★★★★

横尾山(山梨県・長野県)

苦労して登っても風景に恵まれない山もあれば、楽して風景を楽しめる山もある。山梨・長野県境の横尾山は、後者のような罪悪感を感じさせる山だ。頂上に至る稜線から、富士山、金峰山、瑞牆山、八ヶ岳、南アルプスなどが最高の展望である。カヤトの原に腰を下ろせば、時間の経過を忘れてしまうだろう。
そのため、登山者の平均年齢はやや高いように感じられた。
横尾山 09年8月、3時間の旅、感動点★★★




  
  
    

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