このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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SFC版DQ3 勇者一人旅



2004年8月1日

割と暇になったので、SFC版DQ3の「勇者一人旅」をやることにしました。
今までにも、2回目のカンダタの前まで1人、それ以降は武道家(後に転職して賢者)を編入しての2人クリアというのはやっていました。
しかし、「バイキルトをかけて切りまくる」というのにも飽きたので、完全に勇者1人クリア(吟味無し)をやってみます。

まず最初の難関の「カンダタその2」ですが、ダーマ近郊等でレベルあげをし、レベル24で挑戦しました。
今作のカンダタ子分は、恐ろしいことに「ルカナン」をかけてくるのですが、これさえ喰らわなければ倒せます。
ムオルの村で「オルテガのかぶと」を忘れずに手に入れておくべきでしょう。

次の難関は「やまたのおろち」ですが、ここまでくると流石にホイミはもちろん、ベホイミの回復力でも追いつきません。
勇者がベホマを覚える31くらいまでレベルをあげ、何とか苦戦しながらも撃破。

次は、バイキルトが無いと意外にツラい「ボストロール」。
とりあえず「まふうじのつえ」で相手のルカナンを防ぐのは当然としても、圧倒的な体力にやられてしまいます。
仕方ないので、伝家の宝刀「ギガデイン」を覚える為にレベル41まで待ち、「いのりのゆびわ」を多用して倒しました。

そして、何と言っても強い「バラモス様」。
最初はボストロール戦と同様、ギガデイン連発で攻めたのですが、あっという間にMPが無くなるので、路線変更。
「まふうじのつえ」で強力なメラゾーマを防ぎ、「くさなぎのけん」で防御力を200→13まで下げて切りまくります。
バラモスは、ほぼ「攻撃・炎・バシルーラ」を一定の規則で打ち出してくるので、コツさえつかめば割と簡単に倒せます。



このくらいのステータスがあれば、充分。
自分の持ち物を「いのりのゆびわ」で埋めておくことも忘れずに。

レベル上げに苦労しながらも、1人でバラモスを倒した勇者。
既に常識となっている「ゾーマの存在」を認識しつつも、ひとまずアリアハン王にバラモス撃破の報告をします。





たしか、勇者の性別を女にしていた場合は、
「さすがオルテガの息子! ・・・いや、娘じゃったな。」とか言ったと思います。





最初の謁見の際に渡してくれれば、少なくとも「やまたのおろち」くらいまでは目をつぶってても倒せそうです。
しかし、勇者こうじはもう16歳。立派な大人です。
「いくらオルテガの息子とは言え、どれほど強いか分からぬ若造に国宝の刀を渡すまでもない」
というアリアハン王の心配りをちゃんと読み取ります。
それまで使っていた「いなずまのけん」よりも、攻撃力が20以上も上がることだし、1人クリアならではの「バスタードソード」という貴重品の入手に満足し、闇の世界へと旅立ちます。










リムルダールの武器屋に売ってんじゃん。(「おうじゃのけん」を入手し次第、即効で売り飛ばしましたが)


8月2日

相変わらず一人でアレフガルトを旅する勇者こうじ。
アレフガルトには、ゾーマ城以外には中ボスに相当する敵がいないので、基本的に楽です。
シナリオ面では、久しぶりにDQ3をやる人にとっては、アイテムの所在等で記憶が定かでない場合もあります。
しかし、FC版・SFC版を通して10回以上はクリアしている私にとっては、既に常識です。

強いて忘れていた事柄を挙げるとすると、
・SFC版の性格判断の時に呼びかけてきていた声は、「あまぐものつえ」をくれる精霊だった。
・ルビス様があまりカッコよくない。



ただの石像のようだ。しかし、石像はあまりにもフローラにそっくりだ!(違うか)




そんなわけで、難なくゾーマ城へ侵入。
途中で「オルテガ氏、また死亡」のニュースを目の当たりにしながらも、先へ進みます。
ゾーマ様の部屋へたどりつき、既に数十回は聞いた台詞を聞き流した後、おなじみの3人(?)衆と対決です。

まずは、オルテガのかたきでもあるキングヒドラ。
小学校の頃は、FC版でLV99の勇者でどれだけ斬っても倒せませんでしたが、「くさなぎのけん」で守備力を下げれば倒せます。
ここまで一人で来ることができる勇者なら、それほど苦労せずに倒せます。

次はバラモスブロス。
FC版では雑魚のイメージが強かったのですが、今回はなんと3回攻撃をしてきます(毎回では無いですが)。
なので、バラモスの時と同様、「まふうじのつえ」でメラゾーマとイオナズンを封じてしまいましょう。
見事封じることができれば、彼(?)は攻撃と炎を繰り返すだけのトカゲの化け物と化します。
あとは、「くさなぎのけん」で300もある守備力を19くらいにしてから、いじめてあげましょう。

3人衆の最後はバラモスゾンビ。
パーティーに賢者でもいれば、バイキルトやスクルト辺りを使って楽勝なのですが、勇者一人だとこの上なくツラいです。
平均120は減らされる通常攻撃を2連続で放つ敵を前に、数回程死亡させられます。
何か・・・何かいいアイテムは無いかと、アイテム欄を見ていると・・・



これだぁ!!

まぁ、これを読んでいる人で知らない人はいないでしょうけど、
「はんにゃのめん」は、呪われて常に混乱する代わりに守備力が255増える、というなんとも邪道っぽいアイテムです。
当然、転職することのできない勇者がこれをはずすには、呪いを解いて「はんにゃのめん」を壊すしかありません。
ただ、今はゾーマ様との対決前。
ゾーマ様を倒してクリアさえすれば、「はんにゃのめん」をつける前の状態まで戻れます。
しかも、パーティーに一人しかいなければ、混乱して変な行動をとることもありません。
というわけで、急遽思いついた秘策で挑みます。

これまで一撃120は減っていた攻撃が、70くらいまで下がりました。
とは言え、守備力500以上あるのに70くらうのもどうかと思いますが。

ともあれ、思ったよりは手こずりましたが、やっとゾーマ様との対決です。



対決時のステータス。
確かに強いけど、混乱してるのはなぁ・・・。


さて、肝心のゾーマ様ですが、こちらの守備力は517まで上がっているので、通常攻撃は40くらいしか喰らいません(光の玉使用後)。
さらに、おなじみ「くさなぎのけん」で200ある守備力を下げ、切りまくります。
これは楽勝だな、と思ったのですが、さっきまで通常攻撃で160くらいダメージを与えていたのに、なんだか100くらいしか与えられません。
SFC版では、スクルト・スカラが何回でも重ねがけ可能な代わりに、10ターンくらいで効果が無くなるのです(ルカニ・ルカナンも同様)。
まさにそれかな? と思ったのですが、今度は3ターン後くらいにダメージが減ってしまいました。
・・・となると、考えられる理由は一つ・・・。




やっぱり。どうやら今作の「いてつくはどう」は、ゾーマ様自身にかかっている呪文の効果も打ち消すようです。
FC版なら、「こうじ達にかかっている呪文の効果をけしさった」と表示されるはずです。
今さら戦闘中のメッセージなんて細かく見ていないので、微妙なニュアンスの違いに気づきませんでした。
仕方ないので、守備力を1段階だけ下げて斬ることにします。
とは言っても、ゾーマ様の攻撃は大して強くないので、結局は「いのりのゆびわ」をタイミング良く使うだけの消耗戦になりました。

・・・そして、大して苦労することもなく倒しました。
個人的には、私に奥の手「はんにゃのめん」を使わしめたドラゴンゾンビの方が強かったのですが、まぁいいでしょう。


アレフガルトに朝が戻り、町の人々に勧められるままに、ラダトーム王の元へ。



実際には、勇者は「はんにゃのめん」をつけているので異様な光景ですが、王様も大人の事情を理解し、その事には触れません。
ちゃんと「ひとりきりで大魔王ゾーマを倒した」事を評価してくれます。
その後・・・





という事ですが、「はんにゃのめん」が「ロトのかぶと」として後の世に伝わらなくて良かったと思います。

とりあえずは、勇者一人旅(商人の街の商人は除く)でゾーマ様を滅ぼす事はできました。
今後は天界へ旅立ち、「あのお方」に勇者一人で挑戦しようと思いますが、恐らく無理でしょう。
・・・まぁ、一応は頑張ってみますけどね。



8月4日

思ったより簡単にゾーマ様を倒し、天界へ足を踏み入れた勇者こうじ。
かなりインチキとも思える天界の敵相手に、戦闘毎に全力を出して戦います。
以前プレイした時よりも敵の能力を熟知しているからか、勇者一人でも何とか「ゼニスのしろ」に到着します。

しかし、神竜のいる城に入ってからは、それこそインチキな敵の攻撃に、何回も殺されてしまいます。
こんな事では神竜を一人で倒すのは無理ですが、レベル53程度の勇者に元々期待はしていません。
今回の突入はもちろん、「はかいのてっきゅう」の回収です。
もともと、ゾーマ城でレベルを99まで上げてから挑戦するつもりなので、そのレベル上げの効率アップに必要なのです。
もちろん、攻撃力も「おうじゃのけん」より15も高いので、真っ先に手に入れておくべきアイテムです。
ちなみに、「はかいのてっきゅう」は城の外壁・左上段の宝箱に置いてあります。

さて、命からがら(数回死んでますが)「はかいのてっきゅう」を回収した勇者こうじは、ゾーマ城でレベル上げを始めます。
天界で戦った方が経験値は多いのですが、戦闘にかかる時間や死亡率を考えると、ゾーマ城の方が効率は遥かに良いです。
EMUお得意の早送りプレイで戦闘すると、4分に1レベル程度上がるので、あっという間です。
途中、レベル94辺りから「インテリめがね」を装着してかしこさを一時的に上げ、最大MPをできるだけ増やします。
DQ3における最大MPの増加は、かしこさの増加の約2倍と決まっているからです(最大HPとスタミナも同じ関係)。
その小賢しい戦略が功を奏し、レベル99になった勇者のMPは243まで増えました。




目出度くレベル99になったので、おなじみの「はんにゃのめん」を装着して神竜に挑みました。

・・・無理です。

守備力は500以上になっているので、通常攻撃や「のしかかり」は60程度なのですが、「するどいキバ」で160程喰らいます。
どうやら「するどいキバ」は守備力無視の攻撃のようです。
さらに、100%眠らされる「にらみつけ」との波状攻撃により、何回やってもダメージ1000程しか与えられません。
こりゃ無理だろう、と諦めかけたのですが、ふと、会長がFC版でゾーマ様に挑む前準備に勤しむ姿を思い出しました。

・・・「いのちのきのみ」だ!

というわけで、勇者こうじはこれから、「いのちのきのみ」を大量に仕入れる、あての無い旅に出ます。
それに伴って、神竜との戦闘以外では、仲間の参入を認めることにします(特に盗賊)。
一応、神竜と対面する所までは勇者一人旅で達成できたわけですからね。
「種集め」の途方も無い作業に対する救済措置ということで。

他のサイトでは、転職を繰り返した盗賊一人で神竜撃破をしていましたが、私はあくまで「勇者一人で撃破」に拘りたいと思います。

さぁ、合宿出発までに達成できるんでしょうかねぇ?



8月5日

「いのちのきのみ」を大量に手に入れ、HPを上げてから神竜を倒すという壮大な計画を思いついた勇者こうじ。
となると、効率よく「いのちのきのみ」を手に入れる為に、盗賊が一人必要になります。
そこで、商人の街を作る際に旅した女商人「ゆい」を盗賊にすることにします。
(注:SFC版DQ3では、商人の街に預けた商人も、後に仲間になります。)

盗賊ゆいを仲間にしたので、ついでに今まで放置していた「ちいさなメダル」集めに奔走します。
一応、自分で覚えている場所のメダルは拾っていたのですが、忘れている分については放置していました。
隠しアイテムの中には、当然「いのちのきのみ」もあったりするので、気分転換にはちょうどいいです。

それと平行して、本命の「いのちのきのみ」集め。
ネットで調べてみると、「いのちのきのみ」を落とす確率が最も高いのは、スカイドラゴンとコングだそうです。
どちらも6段階中の上から3番目なので、それほど落とし易いという程ではありませんが、盗賊がいればもっと早く手に入ります。
獲得経験値の高さや、出現率の高さから、サマンオサ南方でコング狩りをすることに決定しました。



宝箱からの取得確率は、多分32分の1といった所でしょう(恐らく、上から8・16・32・64・128・256分の1)。

EMUの早送りも使って狩りをしたのですが、思ったよりも早く集まります。
感覚だと、コングが出現した戦闘のうち、10回に1回くらいは「いのちのきのみ」を獲得できます。
・・・とは言っても、そのペースでも50個増やすには、500回はコングを倒さなければならないんですけどね。

EMUの最高速度で2時間ほど経過した頃・・・



ようやく、元からあった分も含めて99個になりました。
このゲームでは、1つのアイテムを100個以上ふくろに入れても、99個を超える分は無かった事にされてしまいます。
なので、ここらでまとめて勇者に使います。
会長のような「吟味」も考えたのですが、今回はなるべく現実に近い条件でやってみたいので、基本的に吟味はしません。

とは言え、せっかく集めた種の効力があまりにも低くても困るので、確率論的に平均以下だったらリセットすることにします。
「いのちのきのみ」で上がるHPの値は2〜5で、どの数値も同確率と思われます。
つまり、木の実1個当たりの平均上昇値は3.5なので、99個使って3.5×99=346.5。
現在の勇者のHPが527なので、527+346=873くらいまで上がればヨシとします。

現実的にはかなりヤバいペースで勇者をドーピングした結果・・・



おおっ! 初回にしては割といい!(注:性格が"ふつう"になっているのは、すごろくのせいです)
という事で、1回目で採用となりました。

万全を期してHPを999まで上げようと思うなら、木の実はあと30個ほど要るのですが、流石にコング狩りは飽きました。
このままでも十分HPは高いし、もしかしたら倒せるカモ、ということで再挑戦です。


装備は前回と同じ(「はんにゃのめん」も含めて)。
戦略ですが、他のサイトでの体験記では、HPが残り500になったらベホマ、と書いてあったのでそれに従います。

しかし、ベホマを10回程使うあたりで大体息絶えてしまいます。
そこで、ベホマのタイミングを、HPが550近辺になったら使う、という風にします。

それでも尚、
眠り→キバ→キバ→起床→眠り→攻撃→キバ→攻撃→炎
という理不尽な連続攻撃で仕留められたりしてしまいます。
それでも、先ほどよりは長持ちし、死亡率も格段に下がりました。

そして、戦略を変えてから3回目の戦闘。
既に緊張感も無く、テレビを見ながらAを連打、HPが550になったらベホマを繰り返していました。
MPも無くなってきたし、そろそろ「いのりのゆびわ」を使おうかなぁと思っていると、



あ、倒した。

早送りしていたので実感は無かったのですが、1回100の攻撃を70回以上当てていたようです(神竜のHPは7300)。
やっと宿敵を勇者一人で撃破しました。



全く嬉しくない経験値50,000をゲットしますが、アイテムは何も落としてくれません(「ちからのたね」を落すそうです)。



負け惜しみとしか聞こえない神竜のお言葉。
まぁ確かに、あれだけぶん殴ったのに平然と喋っているのは大した耐久力です。



何だか言ってる事がヨクワカリマセンが、勇者一人では100ターンを切るのも難しいでしょう。



いや、だから、これ以上強くなるのは最大HPだけなんですけどね。
しかも、どれだけHPを上げても30ターン以内の撃破は(勇者一人では)無理だし。



こちらの言い分には全く耳を貸さず、一方的に会話を打ち切られます。



戻ってきたのは、天界への入り口。
苦労はしたけど、新しいスゴロク場も増やしてくれなかったし、ゲーム上の見返りは全くありません。
まぁ、あったところで、「はんにゃのめん」が外せないのでリセットしますけどね。



神竜撃破時のステータス。
確かに、HPが999あって運がよければ、100ターン程で倒せそうですが、「ご褒美」を貰うには程遠いですね。


ともあれ、勇者一人で全てのボスキャラを制覇しました。
ゾーマ様はともかく、勇者一人で神竜を倒した人はそんなにいないと思います。
今後は4人パーティーを結成して、神竜を最短で倒す努力でもしてみます。




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