このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ミャンマー鉄道に乗る(3)

マンダレー駅

マンダレーで2泊し、昼間の列車でヤンゴンに戻る予定だったが、あまりの乗り心地の悪さにそれはやめる。かといって、飛行機はかなり高いので、ミャンマー国鉄で唯一列車名のついた豪華特急「ダゴンマン」の寝台を利用することにする。この列車は、マンダレー15時15分発ヤンゴン着5時20分、オール上等、他の列車より優先して走らせるそうである。

マンダレーヒルからの風景

マンダレー観光に出かける前に、駅で寝台特急乗車券50ドルを購入。お寺と旧王宮を見学し、ホテルをチェックアウトして、駅に向かう。寝台は4人の個室になっており、1車両に3室12人の定員だから、一人当たりの専有面積は広い。クーラーはついているが壊れている。トイレのドアも外れかかっている。同室の3人はミャンマー人の60歳ぐらいの父親と25歳ぐらいの娘二人。話はほとんど通じないが、愛想が悪いわけではない。寝台でよく眠るために、現地の安酒を購入しておいた。けれども酔っぱらう日本人の姿を娘さんに見せたくないので我慢する。特急列車だけあって快速で走り、昨日以上によく揺れる。朝、目が覚めると、ヤンゴン到着時間を過ぎていたが、列車はまだ走っている。あまり早くにヤンゴンに到着しても、ホテルにチェックインできないので、ゆっくり走ってほしいと思う。願いが通じて、2時間遅れで49時間ぶりのヤンゴンに到着する。

マンダレー駅に停車する「ダゴンマン」

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