このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

        上海の春  2005年4月4日
kiyoの上海物語 Home

今年の桜の開花は、この2−3年に比べると一週間以上遅れていましたが、やっと花が見え出して来ました。埃で汚れた木々から新芽も見え始め、日に日に緑が鮮やかになって来る今日この頃です。上海の春は日本に比べると短い。花が咲き緑が伸びはじめ、春になったと思うとすぐに夏日が始まります。
上海で見かける花を中心に「上海の春」を紹介しますが、残念ながら花の名前をほとんど知りません。インターネット植物図鑑で勉強して順次紹介していきたいと思います。
  
白玉蘭 bai yu lan 白木蓮
日本名では「白木蓮」 これは上海市の花で、どこに行っても見られます。たぶん春一番に咲く花だと思います。まだ緑の芽が出ていない3月初めから白い可憐な花を咲かせます。

外灘 後ろは和平飯店 04.03.07
 

迎春花 ying chun hua 黄梅
名前の通り「春を迎える花」、日本では「黄梅」です。、毎年この花を見つけると春が来たという気持ちになりますが、名前のように春になると一番に咲くのかなと思っていましたが、どうもそうではないようです。

呉江路 05.04.04
 

よく見ると梅の花に似ています
諸葛菜 zhu ge cai 花大根


  
■櫻花 ying hua 桜

青海路 05.04.03
今年は例年に比べると桜の開花は1週間以上遅れている中、上海で早咲きのようです。

青海路 
南京西路から延安西路に行く青海路にありました。まだ木が小さいですが、将来は立派な並木になりそうな感じです。

上海植物園
上海No1の桜の名所? もちろん日本に比べると微々たるものですが貴重な桜です。近くにには芝生の広場があり、桜のシーズンになると花見客が集まって来ます。大体は日本人のグループのようです。


上海植物園 03.03.30
 

上海植物園 03.03.30
■桃花  tao hua
日本の場合は桃の花→桜の花の順番で咲き始めますが、上海では桃の花と桜の花は同時に咲き始めるようです。時には桃の花の方が遅い場合もあるくらいですが、これも春が短い上海の特徴でしょうか。


 
紫玉蘭 zi yu lan もくれん

上海植物園 04.03.27
 
木蓮と言えば、この紫色の木蓮がほんとうの木蓮ですが、上海では「白木蓮」に負けているようです。
棣裳  di tang   やまぶき

 


 
木瓜 mu gua  ぼけ

 
 

水杉 shui shan メタセコイヤ

水杉の新芽 上海植物園 04.03.27  
日本でもたまに見ることが出来ますが、上海でどこでも見られます。ただ残念なのは、日本のように秋になって色付かないことです。

上海に来た頃の話ですが・・・
会社の前に水杉の並木道があります。秋になると素晴らしい景色になるだろうと期待していましたが、いつまでも黄色くならないし、そのまま枯れて落葉してしまいました。

楓やイチョウなども同じように色付きが悪く、枯れて落葉してしまいます。なぜだろうと思っていましたが、上海と日本の気候の違いという事がわかりました。上海は秋が短く、すぐ寒くなるので色が付く前に枯葉になって落ちてしまうようです。


水杉の葉っぱ 05.04.10
 

芽吹きが始まった水杉の並木道 05.04.10
名前不明


 

その他

上海植物園 04.03.27
 
上海の子供達
春になって活動を始めるのが子供達、でも日本と違うのが「子供の厚着」です。暑くて半袖シャツを着ようという時でも、子供達は真冬の姿です。暑いのか、中には顔を真っ赤にしている子供もいます。もう一つの違いは「穴あきズボン」 中国の小供のズボンはトイレに行きやすいように、後ろ側に穴が開いています。合理的とは思いますが、便利さが影響してかどこでもウンチをしている姿を見かけます。ここまでやらなくていいかと思いますが・・・・

上海植物園 03.03.30

人民広場 03.03.02

上海植物園 04.03.27
 
花の情報
季節の花300 花の名前を知らないでも「色・季節」で検索できるので非常に便利です

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください