このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

           英彦山早春  2011年3月5日

英彦山の四季 山登り目次 Home

金曜日は寒波が押し寄せ小雪が降っていました。もしかしたら最後の樹氷が見えるか・・・ 早春の英彦山を一回りしてきました。 残念ながら樹氷は見られませんでしたが、最高の天気でした。
 
銅の鳥居下の駐車場から
駐車場に到着したのは8時前 雪は完全に消えていました。 まだ朝日が差していないので色がで出ませんが、とりあえず記念写真です。 ここからはいつもの参道を通って奉幣殿に向かいます。

銅の鳥居下の駐車場
 
奉幣殿への参道
奉幣殿への参道は雪が消え、春の気配がしています。その中でも一番早いのはミツマタ まだ花は開いていませんが、白い蕾が見え始めていました。 参道の周りには多くのミツマタがありますが、昔から和紙作りをしていたのでしょうか? 

霊仙寺

雪が消えた参道

財蔵坊
 

白い蕾が出たミツマタ
杉林の中を行く
今日は大雪被害の杉林を見る予定ですが、右回りか? 左回りか? 日当たりが良い左回りに決定 気温が低いので雪は適度にしまってアイゼンがないでも快適に登れました。

杉林の中を行く

野鳥観察小屋に到着
 
逆光の中を行く
今回はスタートが早かったので、尾根道からは逆光の中を進みます。逆光の中を山歩き・・・いつもは見れない景色が見られるので病み付きになっています。前回傾きかけていた野鳥観察小屋・・・ 倒壊していました。

逆光の中を行く

雪で倒壊した野鳥観察小屋
 
産霊神社
産霊神社の周辺は、まだ雪景色・・・ 青空の下で見る産霊神社は久しぶり。1月の大雪が嘘のように思えます。また登山道の横にあるお地蔵さんも、1月は雪の中でしたが今回は顔を出していました。、

産霊神社に到着

産霊神社前の鳥居
 
上宮をめざす
産霊神社から上宮までは、まだたっぷりの残雪があり雪山気分が味わえました。特に登山道の右側が日陰になるので、残雪が多く、しばらくは持ちそうです。

上宮をめざす

まだ雪が深い
 
中岳到着
中岳頂上は、風はなく温かい、しかも由布、九重、阿蘇、雲仙普賢岳、多良岳・・・ 景色は最高です。

上宮の定点写真

中岳広場は雪の中
 
中岳頂上
中岳からの景色は最高!! 由布岳から九重連山 阿蘇山が綺麗に見えていましたが、先々週の視界の良さには負けています。上を見上げると残りわずかですが雨氷が見られ、その横ではブナの芽吹きが始まっていました。

中岳頂上

由布岳、九重連山、阿蘇

残りわずかな雨氷
 

ブナの芽吹き
南岳へ
中岳から南岳へのコースは残雪が多く、またしまっているので快適でした。時に南岳に登る北斜面は雪の量も多く、アイゼンが必要な程しまっているので、登山靴でステップを作りながら慎重に登ります。

中岳から下る

中岳を振り返る
 
南岳
南岳は雪山景色 頂上付近にはたっぷりと雪が残っています。下りはアイゼンがいるかと思いましたが、幸いな事に岩場付近からは雪が少なくやわらかいので、アイゼン無しで下れました。

南岳頂上
 
岳滅鬼岳を見る
南岳の下りでは、各所から岳滅鬼岳が見えていました。冬枯れの時期に南岳から下るのは初めてですが、岳滅鬼岳がこんなに見えるとは知りませんでした。

材木石上の展望台から

材木石下側から見る
 
材木石
壊れた石を見ると材木のようなので材木石というみたいです。近くに石垣みたいな岩壁がありますが、バラシたら材木石になるのではないかと思います。

材木石

材木石横にある石垣みたいな岩場  
  
大雪の被害
前々回の山歩きで残念した周辺は、折れ曲がった杉が無残な姿になっていました。雪の被害は全域という訳ではなく、この近くに集中していましたが、雪だけでなく風の通り道だったのかも知れません。

折れ曲がった杉の木

全滅した杉の木

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