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    野焼き後の平尾台  2013年3月3日

平尾台貫山特集 平尾台定点観測 山登り目次 Home

平尾台の野焼き+延焼から1週間が経ちました。通常では見られない景色を見ようと、延焼地域を中心に一回り。フルコースを8時間で回る予定でしたが、残念ながら体力不足で途中でリタイヤとなりました。
   
川辺からの日の出
土曜日に平尾台を予定していましたが、視界が悪いのでパス。日曜日の朝起きると、朝日が差しているのでバタバタとスタートしましたが、晴れ間は東の空だけでした。暗くてあまり見えませんが、菜の花がだいぶ咲いています。

朝日はだいぶ登っていました
 
途中の景色
県道28号線を平尾台めざして登っていると、不思議な事にだいかんの台の東斜面が所々燃えていました。風向きのせいでしょうか?  茶ヶ床駐車場を8時にスタートしましたが、どんよりとした天気で色がさっぱり出ていません。

山桜の下から大平山を見る

中峠への道
 
野焼き後の景色
四方台への尾根道に着くと野焼きの延焼地域が一望できます。不思議な事に平尾台自然の郷の手前は焼いていません。最終段階になって延焼が始まったので中止したのでしょうか?

大平山

平尾台自然の郷の手前は焼いていない
 
四方台から貫山へ
毎度毎度の四方台ですがパッとしない天気なので貫山の頂上まで行き、しばし休憩し水晶山方向に移動です。風向きのせいか? 四方台から貫山方面はあまりも燃えていません。

毎度毎度の四方台

貫山頂上
 
電波塔付近
電波塔付近もよく燃えています。近くに昭和52年の野焼きによる延焼で5人の消防士が殉職という事故がありましたが、近くに慰霊碑があるので立ち寄って行きました。 慰霊碑だけが小島のように焼け残っていました。

電波塔周辺

慰霊碑 昭和52年山火事で消防士が殉職
 
偽水晶山へ
尾根道は山火事でブッシュが燃えているので、だいぶ歩きやすくなっています。一部の所では北斜面にも延焼していますが、植林地帯までは燃えていません。南斜面は深い藪が燃え上がったのか? 真っ黒になっていました。

偽水晶山への尾根道

後ろを振り返る

偽水晶山斜面は真っ黒

偽水晶山からの景色
 
水晶山
こんな事があると、平尾台の野焼きの日は水晶山にも登れないな・・・ とか思いながら尾根道を歩きました。燃えカスというより炭の臭いがしています。明らかに平尾台の野焼き跡と違う臭いでした。

水晶山をめざす

水晶山を下る
 
等覚寺
尾根道を行き止まりまで行き、それからうっそうとした竹藪を下り等覚寺の村に出ました。こんな延焼がうと等覚寺の人達はヒヤヒヤだったでしょう。 村はずれに小さなお宮があったので立ち寄って行きました。

等覚寺の棚田

等覚寺から延焼

青面金剛
 
山伏古道
等覚寺から林道を歩いていると「山伏古道」と書いた標識があったので、こっちのコースを登りました。昨年の春にはなかったですが、いつ出来たのででしょうか? 次は麓からこの古道を歩いてみたいと思います。

山伏古道の入口

古道を抜けて林道を横切る
 
青龍窟への道
林道を横切って青龍窟まで防火帯を歩きますが、なかなか快適です。偽水晶山の斜面は真っ黒、広谷台の斜面は茶色・・・ 藪が繁っている所は炭が残っているので黒く見えるようです。

真っ黒に焼けた偽水晶山の斜面

広谷台の斜面
 
鬼の空手岩
青龍窟の上部は真っ黒になるほで燃えていました。こんな色をした鬼の空手岩を見るのは初めてです。

鬼の空手岩と広谷台

鬼の空手岩  なかなか見られない景色です
 
広谷湿原
広谷湿原は焼け野原という感じです。サギソウが咲く湿地帯を覗いてみましたが、綺麗に燃えていました。

広谷湿原を見る

湿原の中
 
周防台へ登る
周防台の登りには10m以上の防火帯がありますが、どうも簡単に飛び越えて延焼したようです。今回の焼跡を見ると、火の粉が100m以上飛んで延焼したのではないかと思われる所がありました。

中峠付近から周防台を見る

大平山を見る
 
桶ヶ辻から天狗岩へ
桶ヶ辻のパラグライダー基地も綺麗に燃えていました。桶ヶ辻から天狗岩にかけては、本来燃えるべき西斜面はあまりも燃えてなくて、燃えないはずの東斜面がよく燃えていました。

パラグライダーの広場も燃えています

天狗岩への尾根道
 
茶ヶ床駐車場に引き上げ
ここから最長コースであるだいかんの台まで行くと、もう2時間以上 合計で8時間かかります。 やや体力不足・・・ 茶ヶ床に引き上げです。 平尾台トレイルランの40km が累積標高差2545mだから、今日は2000mくらい登ったかな?

桶ヶ辻の西斜面

茶ヶ床に到着 14:00
 
平尾台の夕日
午後からだんだんと天気が良くなって、夕方には快晴という状況でした。午前中はどんよりとした天気だったのに・・・・  なんか損した気分ですが、我が家から見る平尾台を紹介します。

我が家から見る平尾台の夕日

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