このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

      中国の結婚式 2006.12.02

上海物語 Home

従業員の結婚式があったので行って来ました。結婚式場は上海の北外れにある新婦の自宅です。昼間に新婦の自宅で披露宴があり、夜は新郎の自宅であるとの事です。自宅での結婚式はどんなものか? 興味深深です。
 
結婚式場への道
上海周辺にある農家は土地が広く、近くに大市場を抱えているせいか全般的に豊かです。回りにある家々は総2階作りで、建坪は50坪以上はあろうかと思うほど立派な建物ばかりです。

のぞかな田園風景

回りは広々としています

子供と婆ちゃんが珍しそうに見ています

結婚式場に到着
 
結婚式場

新婦の自宅
家の中には、日本でいう神殿みたいな所が準備されていました。残念ながら、ここで具体的に何をするのか見ていませんでした。

中国の結婚式は、日本のようにかしこまった行事はありません。乾杯もないし、挨拶もありませんでした。考え方によっては気楽でいいと思います。



 

料理作り
結婚式の圧巻は料理作り。庭いっぱいに食材が並べられ、大きな中華鍋で続々と料理が作られています。日本の田舎も昔はこんな感じでした。母屋で式典があり、隣の納屋が厨房と料理の仕分け場になっていたので、あまり違和感はありません。上のテラスで見ていると、風でホコリがどんどんと厨房の方に飛んで行っている見えます。料理に中にはホコリがいっぱい入っているでしょう。

家の前が臨時厨房

厨房の中

蒸し器などはレンタルらしい

燃料は無煙炭 すごい火力です

部屋の中では冷菜の準備

豚腿蒸しが完了

デザートのハミ瓜
 

使用する食器類
結婚写真

結婚写真を見る
中国の結婚式の特徴の一つが結婚写真です。いろんな衣装・いろんな場所で撮影し、製本します。一見モデルの写真集か? と思うほどの写真が出来上がります。

上海の街を歩くと、そのための写真館や貸し衣装屋がよく目につきます。


立派に製本されています
 

モデルのグラビア写真か?
食事会場

食事会場へ行きます

食事会場は数箇所に別れています。我々会社グループはお婆ちゃんの住んでいる家でした。お婆ちゃんの家は母屋の裏側にありますが、母屋に負けないくらいくらい広くて立派な作りです。




ここはお婆ちゃんの家
 

周囲の景色
食事会

全ての酒類が準備

中国の結婚披露宴の特徴は、堅苦しい挨拶がありません。どちらかと言うと単なる食事に近い形なので、気楽に参加できます。

いよいよ宴会開始、ビールを飲むのにコップがありません。手元にある碗が飲み物用で、食事はレンゲと箸で直接食べます。残骸はテーブルの上か床の上です。

一瞬どうして食べるのか?と思いましたが、考え方によっては合理的だと思います。

碗一つで全てをまかないます

次は52度の白酒

食事風景
 

どんどんと料理が出てきます
新郎新婦入場

新郎新婦入場
新郎新婦の入場ですが、特に司会者がいる訳ではありません。

特に大きなイベントは各テーブルでお酒を注いで回ります。だんだんと盛り上がって、葡萄の口移しが始まりました。 ナイスシャッターチャンスです。

ホームページに紹介することを新郎新婦に許可をもらわないといけませんが、とりあえず先に紹介します。


お似合いのカップルです
 

葡萄の口移し
子供達

途中の子供とお婆ちゃん

中国の子供は厚着です

子供は元気だ
 

帰りは家族3人乗り
宴の後
中国における食事は、食べ残すのが礼儀だそうです。つまり食べてしまうと「足りなかった」と思われ主人のメンツがなくなるらしい。そのせいか判りませんが多くの料理が残っていました。 昔の日本の結婚式は、宴会場では少しの物を食べて、持ち帰れるのは全て「打包」していました。  

料理は食べられないほど出ます

片付け開始

後片付けが大変です

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