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      鄧麗君  deng li jun テレサ・テン 
                               2015年2月18日更新

  kiyoの上海物語 Home
 
テレサ・テンの始まり
 中国に行ったら中国語のカラオケくらい歌えないと・・・という事で、上海に来る前に日本でテレサ・テンの中国の歌の入ったCDを1枚3000円買いました。それから上海に来て本物のCD55元(約800円)を2枚購入、この3枚がテレサ・テンの始まりでした。

 日本に比べると約1/4 ずいぶん安いなあと思っていたのは少しだけの間で、嘉定の街をみると1枚10元のCDがいっぱいあるではないか!! もちろん全て偽物、中には音が途切れるような不良品もありましたが、まあ1枚150円ならいいかと言う事で買い集めて行きました。

 その後、正式赴任と共に上海のマンションに引越し、CDからVCD/DVD主体に変わって行きましたが、だんだんネタ不足・・・ そしてたどり着いたのインターネットからMP3のダウンロード、最近はこれが主体となっています。

  
いまでも根強い人気
 テレサ・テンの人気を一言でいうと、「日本の美空ひばり以上」だという感じですね。曲の多さ・ファンの年齢層・・・比較的若い人でも良く知っているし、歌が好きだという人が多いようです。そういう面では安心です、なぜかというと彼らの前でカラオケ歌いまくっても、そんなに古臭く感じられないかも知れません。 何よりもいいのは日本の歌謡曲の中国版があることです。襟裳岬・長崎は今日も雨だった・津軽海峡冬景色・・・などなど演歌を中国語で歌う事もできます。

 テレサ・テンの命日は5月8日、今でも台北・金寶山の墓には多くのファンが集まるとの事です。もう一つは誕生パーティ、なくなって10年になりますが、今でも誕生パーティが開催されているそうです。それだけ根強いファンがいるという事です。テレサ・テンの情報収集はインターネットからですが、中国にも多くの根強いファンがいて、各種ホームージが作成されています。
 ここではテレサ・テンに関する一般的な事項は紹介はしませんので、テレサ・テンの事を詳しく知りたい方はリンク集を参考にしてもらいたいと思います。

偽物DVD
 日頃買うDVDやVCDはほとんどが偽物、とにかく安い!! 安い物になると1枚100円くらい 日本製に比べる1/30 中国の本物と比べても1/5くらいです。但し、TVの放送をコピーしたような物もあります。

 この中には、当然日本製品の偽物もあります。日本語(特にカタカナ)のタイトルとか曲名が間違っているので判ります。右のテレサテンのDVD「テレせ・テソ」になっていますが、裏側の日本語の曲名なんか全滅状態!! でも画質は全く問題ありません。これが9元(120円)だから買得です。
 このDVDはオリジナル版は日本製、裏側のバーコードは49***になっています。テレサテンのCD/DVDで日本製の偽物は珍しく、貴重品です。


偽物

本物
偽物CD
「酒紅色的記憶」というCDが台湾のTNTから発売されているという話ですが、下の2つは両方とも偽物です。どちらが本物のコピーでしょうか? まあ1枚10元程度だから、どうでもいい事だけど本物を見てみたいと思います。

メーカはTNTとなっているけど中身は別物


別の会社だけどカバー・中身とも本物と同じか?

 

日本語の曲だけど曲名・歌詞は中国語
中国語カラオケ歌詞作り
もともと音楽の才能はないし、歌を何回聞いても覚えきれないという頭のため、何かいい方法はないか? 中国語の勉強とカラオケを覚えるのに”一石二鳥”という事で始めたのが中国語歌詞作りです。

中国語の翻訳ソフトに入力し、意味の確認とピンインで振り仮名作りです。このソフトのいいのはピンインが出て、これをEXCEL等に貼り付ける事が出来る事です。普通のソフトでは絶対に”四声”の記号は書けません。そういう面では、この翻訳ソフトは重宝しています。

問題はカラオケの字は繁体語が多い事、繁体語とは昔の複雑な漢字の事ですが、この字をどう読むのかが判らない・・・辞書からは引くのが大変などなどあり、初めは一晩で1曲の歌詞が作れませんでした。努力努力・・・そうしながらも段々レベルアップし今では一時間くらいで作れるようになりましたが、最近はインタ−ネットからコピーが中心です。 
今から考えると無駄な事した気もしますが、いい勉強になりました。
 
 99music.net 久久音楽网 :20枚程度のCDの曲を聞く事ができます。ダウンロードは有料らしい
懐念鄧麗君 :約900曲(日本の歌謡曲は100曲以上)のダウンロードが出来ます
sogua.com 鄧麗君検索 :300曲ばかりありダウンロードできるが、曲名が判りにくいのが難点

テレサ・テンリンク集
・Teresa Teng Memorial Page」 :日本語サイト Lilyさんが運営しており、情報量・メンテナンスは最高
・テレサテンメモリアルページBLOG 最近はBLOGにシフト?
・テレサ・テンリンク集 :Lilyさんが作っているリンク集が最高!! テレサテンの全てが見れます。
・鄧麗君歌曲研究会 :日本語サイト 日中曲名対照表が便利です
・アジアの歌姫テレサ・テン :宵登麗さんのHP、VDやVCD/DVDの情報が多い
・チャイナセンター  :日本語サイト テレサテンのCDやVCDがいっぱい見つかります
・鄧麗君文教基金会(中) 台湾の文教基金会、テレサ・テンの弟が主催しています
・鄧麗君文教基金会上海(中)
・懐念鄧麗君(中) :約900曲(日本語100曲以上)のダウンロードが出来ます
・久久音楽 鄧麗君(中) :テレサテンの中国歌謡曲が聴かれます
・JafferyさんのHP(中日) :上海のテレサファン JafferyさんのHP 一部日本語もあります。
・TNT Produccion(中) 台湾のプロダクションらしい
・12周年上海聚会 福寿園や丽筠酒家の写真があります
・丽筠酒家 近くにテレサの名前のついたレストランがあります
テレサ・テンを偲ぶ YouTubeでのレレサの曲が聴けます

テレサテン記念公園  05.05.03
上海の郊外青浦に人文記念公園「福寿園」にテレサテンの記念館があるのをインターネットで見つけたので、わが老婆にバカにされつつ、周荘の帰りに行って来ました。ここは上海の有名人の墓地みたいですが、墓地というより「公園」という感じです。

福寿園入り口

テレサテン記念館入り口

記念館内部

記念館内部

記念像


テレサテンの音楽が流れています
テレサ・テンの本 05.09.23
インターネット通販でテレサの本を買いました。まだ読んでいませんが、後日感想文をまとめたいと考えています。



04年 風濤社発行

96年 晶文社発行05年 文芸春秋発行
時代を生き抜いた愛の歌「何日君再来」  05.09.27
今夜はラッキー!! 
たまたまBS2を見ていると「何日君再来」というタイトルが出て来ました。テレサ・テンが歌っている「何日君再来」です。 タイトルは「世紀を刻んだ歌」 時代を生き抜いた愛の歌「何日君再来」。最近、テレサ・テンの本を三冊ばかり買って読んでいたので、興味深く見ることが出来ました。以下にその概要を紹介します。

この歌の原曲は1937年に作られた抗日映画「孤島天堂」の挿入歌でタンゴ調の曲だった。始めは、この映画のヒロインの黎莉莉がレコードを出し、さらに上海歌謡曲のトップスター周旋が同じ曲を歌い一躍有名になった。日本では、渡辺はま子が日本語歌詞で歌ったのが始まりで、その次は中国語の歌詞を李香蘭が歌い日本でも一躍有名になった。

ところが戦局拡大により、抗日映画の主題歌として日本軍から凶弾される。一方、国民党の蒋介石からは、李香蘭が歌うこの歌の発音は「賀日軍再来」 he ri jun zai lai と解釈され中国でも禁止された。そして蒋介石が台湾に移った後は「日本帝国主義時代の流行歌」として、またまた禁止されるという運命をたどる。

写真は全てテレビ画面の撮影

渡辺はま子

慰問中の渡辺はま子

李香蘭


周 旋 zhou xuan 1918-1957

「何日君再来」が次に歌い継がれた歌手は鄧麗君ことテレサ・テン。 この歌は台湾でも禁止されていたため、始めのアルバムには入れないで検疫をパスさせ、翌月に「幾時回来」という名前でレコードに入れて発売していた。さすが中国!! なかなか発想はしても実行はできません。1967年10月 テレサ・テンが14歳の時であった。

テレサ・テンのアルバム 


アルバムの曲名 

その後、1979年になると、中国各地で爆発的に大ヒットするが、中国政府は精神汚染を拡大する「黄色歌曲」として禁止してしまった。(「黄色」という言葉は「ポルノ」とか「堕落」とかの意味) それでも人から人へ伝えられ「中国は昼は老鄧が支配し、夜は小鄧が支配する」という言葉があった。それを利用したのが台湾政府であった。アメリカにいるテレサ・テンに「軍への慰問」を条件に帰国を認めた(呼び戻したと言った方がいいかもしれない) テレサ・テンが台湾に戻ったのは1980年9月30日のことであった。


この新聞掲載を機会に大きな転機が訪れる

日本では1985年に「つぐない」が大ヒット、翌年に「愛人」次に「時に流れに身をまかせ」が大ヒットする、まさに「テレサ・テン黄金時代」であった。

一方、この間に中国では、北京青年日報にテレサ・テンの記事が掲載される。この新聞に一番あわてたのは台湾政府、テレサ・テンに台湾に戻って説明する事を求めたが帰らなかった。

これを機会に中国大陸でもテレサ・テンの名誉が回復し、テレサ・テンは香港に住む事になる。そして、また大きな転機が訪れることになる。


あとがき
2年前にDVDで見た「なかにし礼」原作の「赤い月」の中で、日本語歌詞の「何日君再来」が妙に印象的でした。その時は、なんでこの歌が歌われるのか不思議でしたが、テレサ・テンの本と、このテレビを見てよく理解出来ました。

「何日君再来」は、日本・中国・台湾の近代史と言っても過言ではありません。半世紀という長い間、時の権力に翻弄されながらも歌いつがれたという事は、本当に素晴らしい事だと思います。

このテレビのレポーターは日本人ドラマーで中国人女性と結婚し、現在北京に住んでいる「ファンキー末吉」です。彼は、現在、「何日君再来」のロック版を開発中ですが、時代を生き抜いた愛の歌「何日君再来」のロック版が中国・台湾・香港を揺るがせきるか? たぶん無理だろう。

メモリアルコンサート 07.02.09
春節休みの間にテレサ・テン メモリアルコンサートが開かれます。入場料は100元から480元 歌手は誰でしょう? 
 
super city 2007-2よりコピー

私の家は山の向こうがTVドラマ化 07.02.09
2月12日に全世界で放送予定と書いていますが、上海でも見れるのでしょうか? 残念 その日は大連に出張だった。 そのうちにコピー版が出るから、それまで待つか・・・・ と言いながら最近、規制が厳しくなって店開きしていません。

http://www.tv-asahi.co.jp/teresa/よりコピー

実際の放映は6月2日
実際の放映は6月2日でした。女房が日本の自宅に帰っていたのでビデオの録画をしてもらったが、上手く取れていないらしい。DVDの発売を待つしかないか・・・・ インターネットを調べていたら、 アサヒテレビが専用のページ を作っていました。こんなページは何時まで公開するのでしょうか? 早めに自分のパソコンに取り込んでいたほがいいかな? あまりコピーはしたくないし、消えてしまうのは惜しいし・・・・

 
私の家は山の向こうのDVD 07.08.12




テレサ・テンの「私の家は山の向こう」のDVDが発売されていますが、上海で見つかりません。それなりに有名な日本のテレビ放送はすぐDVD化されるはずですが・・・

明日探して見つからなかったら日本で買うか。


「テレサ・テン物語」を見ました 07.09.16
今日は雨模様だし、家の片付けも一段落したので、今年の6月に放映された「テレサ・テン物語」のビデオを見ました。全て日本人が出演のため仕方ない事ですが、中国人が全て日本語で喋るというのは、なんか変な感じがしますね~。




麗筠酒家  08.03.11
上海で知り合いの結婚式があったので、時間を見つけてテレサ・テンゆかりの音楽レストラン「 麗筠酒家 」に行って来ました。2007年の春に開業したらしいのですが、チャンスがなく行っていませんでした。 店は改装中で屋根の看板も無くなっていましたが、内部は変わっていないようです。

外側は改装中

入り口の写真で判りました

メニュー表紙

メニュー内部

店内はガラガラでした

壁の写真

部屋の名前は「甜蜜蜜」 歌の名前です


テーブルの横にも写真が掲示されています
テレサ・テンとジャッキー・チェンの話  09.03.17
インターネットにこんな話がありました。

ジャッキーがテレサ・テンとの破局理由明かす!嫁選びは「子分の意見」で—香港

2009年3月17日、このほどフェニックステレビ(鳳凰衛視)のトーク番組「魯豫有約」に出演したジャッキー・チェンが、過去に交際していたアジアの歌姫テレサ・テンとの破局や現在の妻について語った。新浪網が伝えた。

ジャッキーはこれまで、元女優の妻ジョアン・リン(林鳳嬌)、台湾の歌姫テレサ・テン、香港の大物女優ミシェール・イム(米雪)との交際を明らかにしている。70年代後半にテレサと交際していたと言われる ジャッキー だが、最終的にジョアンを選んだのは、兄弟分としていつも身辺に寄り添う子分達の意見に従ったものだという。ジャッキーによると、テレサは騒々しさを嫌う女性だったが、ジョアンはその反対で、 ジャッキー の子分達とも意気投合していたという。子分達が物静かなテレサを嫌い、自分たちの“アネゴ”には「ぜひジョアンを」と望んでいたため、最終的にジョアンを選んだと話している。(翻訳・編集/Mathilda)


<生誕55周年>テレサ・テン、実は無敵の酒豪だった—上海市
モバイル版URL : http://rchina.jp/article/16401.html
2008年1月29日はテレサ・テン生誕55周年。それを記念して3月5日、かつてテレサと恋愛関係にあった台湾の歌手・高凌風(カオ・リンフェン)が、上海でメモリアル番組を撮影した。新聞晨報の報道。

往年のテレサを思い返し、高凌風(カオ・リンフェン)は「テレサは天上の星のように、手の届かない存在。しかし、実際会ってみれば誰に対しても気さくで、とても親切な人だった」とコメントした。

また、テレサが見かけに似合わず相当な「酒豪」であったことも暴露。かつてあるパーティーでテレサを「つぶそう」と、出席者全員で乾杯合戦に挑んだが、テレサが酔う前に全員が撃沈したとか。相当の酒量を誇りながら喉を傷めることがなかったのだろうか。(翻訳・編集/愛玉)


久しぶりのテレサ・テン  09.04.08
テレビを見ていたら、テレサ・テンが出ていました。番組の名前は?? バタバタとカメラを準備しましたが、最後の方の場面しか見られませんでした。 残念!!


 

歌伝説 テレサ・テンの世界 09.11.10 BS2
BS2を見ているとテレサ・テンが出ているではないか!! 早速カメラを準備 テレビ画面の撮影をしましたが、テレビ画面の撮影は難しいですね。加山雄三とのデュエットを見るのは初めてです。





BS朝日 2015年2月9日
BS朝日を見ていると、テレサ・テンが出ているではないか!!
番組表を確認すると、「没後20年 不滅の歌声 テレサ・テンのすべて」 6時から9時まで3時間
バタバタと録画の準備・・・ 残念ながら15分くらい遅れてしまった。
3時間もあるので、歌だけでなく歴史も紹介されていました。

BS朝日のHPより

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