このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

国道303号八草峠旧道
                    走行区間:岐阜県揖斐郡揖斐川町 調査日:H16.6.19(調査当時は揖斐郡坂内村)

国道303号は岐阜県岐阜市から滋賀県の北部を通り、福井県三方上中郡若狭町を結ぶ国道です。この国道は岐阜県と滋賀県、滋賀県と福井県の県境を2度越えます。滋賀県と福井県の県境はよく整備された快適な国道ですが、岐阜県と滋賀県の県境にはいまだに酷道区間が残り、現在改良工事が進行中です。

酷道区間が残る岐阜と滋賀の県境、八草(はっそう)峠ですが、改良工事により峠部分にH.13に八草トンネルが開通したために峠を抜ける区間は旧道と化し、旧道は整備されなくなったようで年々荒れていたのですが、今年の春に法面崩落が発生したためについに通り抜け不能となってしまいました。

今回はこの旧道の崩落現場までをレポします。画像は特に断りがない限りは滋賀県側へ向いて撮影しています。






岐阜県側の旧道入口です。道路情報掲示板には「通行止」、「がけ崩れ」、「全線」とありますが、行けるところまで行ってみようと思います。ガードレールのゲートも完全には道路を閉鎖していません。

ゲートから崩落現場までの距離を測りたいので、クルマのトリップメータの数字を確認します。













ゲート先にある再度通行止めを宣告する看板。


・・・この先滋賀県側通行止め?

















路面には小さな落石が多数転がっています。

しかし、通行に支障があるほどではありません。











おっと、山側に小崩落がありました。(岐阜県側を向いて撮影)

クルマが通れる程度の幅は確保されています。
















道路をふさぐ閉鎖ゲートがあらわれました。トラロープと工事用のフェンスという簡単なゲートです。

トリップメーターを確認したところ、ここは道路情報掲示板から2.1Kmありました。
この場所は待避スペースになっていますので、転回が可能です。ここでクルマを止めて崩落現場へ向かいます。

(後記:フェンスには当時の自治体名「坂内村」と書かれていました。)









ありゃりゃ・・・。コンクリートの法面が破られ、落石防護ネットによってかろうじて道路がふさがられるのを防いでいる状態です。






人間なら通れるくらいの幅があったので、崩落現場を通り抜けてみました。(滋賀県側から撮影)
もしも防護ネットが切れたらひとたまりもないなぁ・・・。良い子はマネをしないほうがいいかもしれません(笑)















滋賀県側のゲートです。こちらのトラロープはたれさがっており、道路閉鎖の役割をほとんどはたしていません。(滋賀県側から撮影)
こちら側もゲートのすぐ手前に未舗装の平らな場所があるので、ゲート前で転回が可能です。









こちら側の転回場にはワンボックス車が一台止まっていました。ということは、滋賀県側の旧道入口からもここまでは来る事が可能のようですね。次の機会があれば今度は滋賀県側入口からきてみようかなぁ・・・?


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