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SCALE 1/64 and more (Tomica,MachBox,etc)  2002-05-21

日産 プレジデント250型 Scale=1/67

再販モノのプレジデントですが、都合よくバラで手に入ったのでLimited化してみました。トミーの社用車とかいう設定でドアに金色のトミーのマークのタンポ印刷が入っていたのですが、そんなものは買ってすぐにコンパウンドで消しました。

しばらくそのまま飾っていたのですが、トミカで同じようなことをしている友人のプレジに触発され、手を入れ始めました。


いよいよ本命の黒塗り車です


従来工法でやると友人のとほとんど同じ仕様になってしまってなんか悔しいので、今回はメッキ表現にメタルックを使ってみました。

Limitedを超えるクオ リティ?トミカにメタルックを使うとどんな感じなのか、またあの大きさで綺麗に貼れるのか、と技術的試験の意味合いもあります。

ホイルはおなじみHONGWHEELからの流用です。

今回のドナー車はメルセデス300SLプロトタイプ。キャップレスの鉄チンですが、見ようによってはプレジ純正キャップに見え…たらいいな。ホイルにも一応色入れてみたりしてます。
メタルックは使用個所は、窓枠とドア裾です。作業は1/24のプラモよりは繊細で、窓枠のモールドが甘いため、貼ったあとのカットに気を使いました。また、 肉厚で銀色の部分が分厚いのが目立ったので、断面部に艶消し黒を塗っています。
写真ではイマイチ判りにくくて残念ですが、キラっと反射する窓枠はスケール感があって良いです。濃色車におすすめ。

その他の部分は普段どおりプラカラーで塗っています。ウインカー等のレンズは 銀色を塗った後、クリアオレンジを塗ってあります。


参考資料コーナー
250〜251型
1976 Nissan C-H251 President Type D-9
73年から77年にかけて製造されたモデルで実車の残存率は低いです。 おとなしめな格子パターンのグリルと丸四灯ライト、そして不機嫌そうなテールライトが特徴。手元のカタログを見てみると、250型の初期はダブルリボンのタイヤを履いていました。

252型

三元触媒方式の53年排気ガス清浄化システム“NAPS”を採用したモデルは252型(E-H252)となります。
この型より最高級モデル、ソブリン(Soveregn)が設定されています。

外観ではグリルが縦基調に変更され、マイナーチェンジごとにグリルの押し出しが増ていきました。また、テールライトも大型化され、形状も四角く変わっています。1982年のマイナーチェンジでは角四灯となり、よりキャデラック的な顔になっています。(この写真は78年式)

252型の途中でダッシュボード形状も変わり、150型から続いていた、針が横に動くタイプのスピードメーターは消滅しました。
プレジデントのボンネット先端に付いている日産マークのエンブレム(252型)

初代150プレジデントから引き継ぐNマークを月桂樹っぽいリースで囲み(キャデラック風?)、極めつけは背景にPresidentを意味するっぽいPdPdPdの地模様。

これってフェンディじゃん!!しかもこういうパチモン、よくある。Eでエンディとか。

なんてわかりやすい高級感の演出。そんな日産が大好きです。



トミカリミテッドでプレジデントが発売されました!     2002-11-24
このページをトミカの商品開発担当の人が見てたのかどうか知りませんが、プレジ がトミカリミテッドで出ました。しかも、当初は黒で予定されていたのが茶メタに変更となりましたが、これは今淵モータープールに敬意を払ってくれたと勝手に思ってお きましょう(笑)
とりあえず並べてみる


左がリミテッドです。クオリティ的には私のもイイ線行ってるかな。でも、タンポ でエンブレムが入っているのは良いなぁ。並べてみるとメタルックで処理した窓枠 の効果が判ると思います。
テール廻りはモールドが甘く塗装に苦労しましたが、リミテッド(左)は流石に綺麗 に仕上げてあります。トランクリッドにNISSANのエンブレムあるおかげで、かなり プレジらしくなっていますね。

手抜きしてバンパー無塗装のままにしたのはマズかったかも。リミテッドの方が綺 麗です。ナンバープレート付ければもう少し似てくると思うのですが…。


トミカ250プレジは150の金型修正、という話
150プレジの製品化が試作段階で流れた話はModelcars No.70に紹介されたりして 有名なエピソードなのですが、細かいところを見ていくと、250に修正しきれずに、150のディテールが残っている部分が結構発見できました。

 ボンネットの肩のラインがそのまま
前から見た印象が、なんかライトとグリルが低くて似てないなぁ…と思ってい たのですが、これは150のフェンダーラインそのまま使っているためだったこ とに気づきました。修正はボンネット中央部を盛り上げ、グリルのセンターの 形状変更をしただけの様です。

 トランクがそのまま
250へのモデルチェンジ時にはトランクの容積UPのために、長さを延長したう え、トランクの肩のラインもほぼ水平になったのですが、これがそのまま。 テールライトの変更でかなり250らしくはなっていますが。

 前フェンダーにサイドウインカーとエンブレムがついている
250プレジのサイドウインカーはフロントから廻り込んだものなのですが、そ の少し上に、150時代のウインカーがモールドされていました。また、エンブレムは250になってリヤフェンダーに移るのですが、フロントについたままで す。これらは上の写真でも確認できると思います。


そんなわけで、250をベースにして150を作るのは結構簡単かもしれません。

とか言ってると、ミニカーマガジンに改造作品が紹介されていました。




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