このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

緊急企画 キャブオールバンの秘密を暴け!なんてね

特注トミカ キャブオールの箱絵
ジール特注トミカの箱絵。HATT-Aさんが掲示板に貼ってくれたものですが、何か雑誌で見覚えのある写真っぽかったので、比べてみました。
ほらっ、やっぱり!この写真は“アメリカ的クルマ文化を楽しむクオータリーマ ガジン”だった頃のCrusin' Vol.006 P109より。比較すると、この写真を元に修 正を加えてマイクロバスに化けたものであるのがよくわかります。

鼻先のエンブレムは元の写真ではスムージングされているのですが、トミカに合 わせたような巨大なモノがウサンクサく合成されています。

ウインカー位置が違いますが、これはカスタムして移設したとのこと。トミカの 箱絵にはマズイので修正されているようです。グリルもトミカに合わせてありま す。
後ろ姿の写真も同様に、Crusin'に掲載された写真が元になっているようです。


トミカのプロトタイプ
こちらはカトラスさん提供の'67Caballマイクロバス。

エンブレムはこれぐらい のサイズなのです。窓割りも違います。

おなじく'68です。マイナーチェンジでグリル形状が変わったようで、トミカの モデルは、この'68以降のもののようです。


キャブオール事故処理車
ついでに

小学館の学習百科図鑑「自動車」よりキャブオールステレオカメラ車。

塗り分けが独特でなかなか格好いいです。これをモデルにしたと思われるトミ カもありました。
それがコレ。ただし塗り分けは普通のパトカー的になっています。レストアベ ース用にバザーで貰ってきたのですが、かなりお疲れのようです。ミニカー遊 びの定番である砂場への突入、窓ガラスにマジック塗りも経験済みのようです。

写真と比較すると、バンパーが出すぎている他にライトが小さく、オッサン顔 のキャブオールが不機嫌な恐い顔になっています。カトラスさん提供の画像よ りも窓割りが細かく、これはロング版?よくわかりません。
さらに、偕成社の絵本「ぱとかー・しょうぼうしゃ」からキャブオールと思わ れる絵を拾ってきました。

これも現場検証用のステレオカメラ車です。それだ け実車が多かったのか?これまた塗り分けが違います。

最後に、

教習所の教則本より「急ハンドル、片手ハンドル、送りハンドルは やめましょう」

ということで昭和44年発行「安全運転の知識」から。

教則 本に出てくる車は「特定車種に見えることは避ける」筈ですが、これはどう見 てもキャブオール。


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