| ニシキ ダイカスケール バスシリーズNo.138 広島電鉄 | |
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一連の草ヒロトミカシリーズのなかで、どうしても作りたかったのが廃バスでした。
トミカのバスやバスコレは小さすぎ、リミテッドビンテージは高価、と二の足を踏んでいたところ、ダイカスケールバスがやってきました。
トミカじゃない?まぁそうですが。
\500で程よい大きさ、程よいディテールと的確なプロポーションに「オモチャっぽいけどこれは化ける!」と確信し、まずは細部塗装に着手。
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| 細部塗装 |
いきなりですが細部塗装後の姿です。ダイカスケール・リミテッドを名乗れる程度にはなったかと思います。
プロトタイプは日野RE120とのこと。ネットサーチすると、広電バスには前中扉の同型車が配属されていたことがわかり、嬉しくなります。
富士重工5Eボディを思わせる黒く巨大なバンパーを削りこむと、一気に日野っぽくなりました。ウイングマークや角型のライトベゼルなど、よく特徴を捉えたモデルだと思います。
乗降扉の色あわせは、鉄道カラーの黄緑6号(山手線)+Mr.カラー54カーキグリーンでほぼズバリの色になりました。
どうしようもないポリバケツ色の室内パーツは、その後オリーブ色に塗装。
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| アルミサッシ |
アルミサッシは、窓パーツに「セメダインラピー」を細切りにして貼る方法でサクっよと表現。
ギラ付かないようにペーパーで軽く荒らしたこともあり、写真ではよくわかりませんね。
トミカ風味なホイールも、緑色に塗ると落ち着きました。
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| 錆塗装 |
いきなりですが、錆びました。
技法的な部分は前回と同じのため省略。金型の荒れた部分がちょうど錆で腐ったように見え、都合が良いです。
今回やりたかったのは、ルーフパネルの継ぎ目表現と側面広告枠の落ちた痕の表現ですが、塗装だけでそれらしく仕上がったと思います。
ドアを開けると、独特の不気味さが出てきます。
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| ウエザリング前後の対比 |
『なんというザマでしょう!
匠の手によってピカピカのミニカーがあっという間にゴミクズに…。』
ということでウエザリング前後の対比です。ややカスレ気味なファクトリーペイントも、ちょうどいい効果となっています。
前後の窓にピラーを追加、ドアステップにはラピーテープを貼りました。
↓ ケースの中でも異様な存在感。
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| 追加工作 |
その後、何となく思い立ってバックミラーとワイパーを追加。ミニカーから「模型」になった気がします。
方向幕が破れてしまった様子も表現してみましたが、これは今ひとつな感じです。
ワイパーはマッハ模型のHOゲージ用、バックミラーは洋白板と真鍮線、割りピンを使いハンダ付けで作っています。
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