| ヨコハマタイヤ スマイルショップ | 横浜ゴム 電飾看板(アルミサイン) |
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バタくさい表情が妙に怖くて、一度見たら記憶に焼きつく、通称ヨコハマ君ことスマイルマーク。このキャラクター、現在はもう使われていません。
トレッドパターンを見るに、バイアスタイヤで、浜ゴムの旧社章である<Y>マークが確認できます。
時代的に、電飾看板は珍しいと思います。常に日陰になる場所なので、昨日設置されたかのようにピカピカでした。残念ながら、夜に見に行っても点灯していませんでした。
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| ヨコハマタイヤ 看板 |
街のモータースでよく見られたペンキ塗りの看板です。ペンキがカスレはじめ、錆びたりしてくると不気味度UP。この看板は、もう一息といったところ。
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| この写真では、陰に隠れている80年代の「ミラ」の看板にも注目せねばなりません。
彼の経歴がよくわからず、とりあえず昭和30年代のモーターファン誌の掲載広告を悉皆調査したところ、昭和33年11月号から唐突に登場していました。
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| このバタくささは海外産か…?と外資との技術提携を調べたところ、横浜ゴムはBFグッドリッチ(米)と提携していたことが判明。そして、ネット検索したところ1950年代後半にBFグッドリッチの広告などで“
Smileage !
”というキャッチコピーと共に使われているのを見つけました。
なんとホワイトウオールタイヤです。
しかし本家では、日本ほど長く親しまれていた訳ではなさそうです。 | |
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| ヨコハマタイヤ 雑誌広告 |
琺瑯看板とおぼしきスタンド看板。文字と図案は電飾看板とほぼ同じです。
広い日本、どこかに現物が残っているのではないでしょうか。子供の頃に、トラック用のタイヤショップ見かけた記憶があります。
それにしても、製版過程で中間トーンが飛んでしまってえらく怖い。
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| モーターマガジン1964年10月号 |
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| ダンロップタイヤ 琺瑯看板 |
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電飾看板やペンキ描きの看板ばかりのこのコーナーに珍しく、琺瑯看板の登場です。
垢抜けないカタカナには格段の古さを感じますが、マークは時代を超えるデザインで、今も変わっていません。
看板趣味との王道といえる、琺瑯看板。しかし私は退色したペンキの方が好きなのです。
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| ダンロップタイヤ 電飾看板 |
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英文字のロゴマークも勇ましく、JRの高架線に取り付けられた袖看板。
タイヤのイラストはよく見ると「DUNLOP SP Sportなんちゃら 70」と書いてあるようです。
ダンロップは創業以来長らく神戸の工場でタイヤを生産し、阪神淡路大震災で閉鎖、移転ということで身近なタイヤメーカーです。
| 2010年
神戸市 |
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| ガソリンスタンド エッソ 看板 |
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自動車系キャラクターの御三家といえば、ヨコハマタイヤとビバンダムとエッソ坊やですね。
洋物キャラには海外への憧れを感じます。
エッソ坊や(エッソボーイ?)はキャラクター雑貨として人気がある割に、当時の看板はあまり見かけません。引退時期が早かったのでしょうか。
昭和40年頃の雑誌では「オイル・ドロップマン」と書かれているのも見つけました。
どうやら国内外ともこれが正式な名前のようです。が、「一滴君」という名前も…。
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| ガソリンスタンド エッソ 看板 |
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下町でみつけたエッソの電飾看板。上のものとポーズが同じです。
下に“エッソ○○”と文字が書かれていた痕跡がありますが、残念ながら読み取れませんでした。
胸のEssoマークも消えてしまってますね。
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| エッソ不凍液 雑誌広告(部分) |
彼女を連れて快適ドライブ中のエッソ坊や。この彼女、ベスパっぽいスクーターに二人乗りで登場したり、なかなかのアツアツっぷりを見せつけてくれます。
スピード感あふれる「エッソ・スタンダード石油」のフォントには、60年代を感じます。
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| 週刊サンケイ臨時増刊 '65秋季 1000万人の乗用車 |
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